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- 1 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/27 21:34:27 ID:DNqZuo56
- 214 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん[sage] 投稿日:04/09/13(月) 15:22:02 ID:NnA9vZao
888
ヤター本当のはちみつデキタYO
- 2 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/27 21:35:04 ID:DNqZuo56
-
このくだらなさは貴様のせいだ。
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(・∀・)
(〓)
UU
::::::
:::::::
:::::
- 3 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/27 21:35:22 ID:DNqZuo56
- (;;ヾ;/.::i;;;ゝ;;;) (,;;ヾ;;|::: ::|;;ゞ;;) (;ヾ;/.: :i;;;;;)
(;;i .: :i;;;ノ (;;|:: :: |;;ノ (;;ノ.: ::ノノ
(⌒ヽ | : ::i. ノ.:: :: :| /.: :: /γ;;⌒;;ヽ、
(::.:::.:....) ゝ、::`´⌒``ヽ、 ノ.:: :: ::.i、 ノ.: :: :/(´;'⌒`:,;ヾ;;)
~⌒ヽ、:: ::. Y´.: :: :: ::r'.:: :: ::ノ;/.:/´;;ヽi;;ゞ;;)
* 漏れ様的コンセプト * ヽ :: :: ノ:: :: ゝ:: γ´/:: :/;;ノ`Y;,;ヾ;;)
,:-'"´`" `i.:::| ̄ ̄ ̄ ̄|: ::|'´:: :.ノ´ (;;;;ノ
,:-'"´`"'-:, ,:-'".::. .:: :. .:: ::.|:: | Honey |:: :|::.ノ
,:-'".::.:. .::.::. .:::.`"'-:,,:-'".::.::. .:::.::. .::.:::.:: | ::|____|: ::|'´ ,:-'"´`"'-:,
.:::. .::.:::. .:::.:::. .:..::.. .:::.':,..:::. .:.:::. .:: :::. .:..:. | :: ノノ;;。;。ヽヽ:: :|,:-'".::. .::.:. .::. .::."'-:,
.:::. .::.:::. .:::.:::. .:..::.. .::.::.. .:::... .::.:: .::: ZZZ….:i:i∧∨∧:i ::i :|.::.::. .::.::. .::.::.. .::.::. .::."
"''"'"'"'"'""'"''"'"'"''"'"''"""'"'""'"'"'''|:i: i( -∀- )/つ|"''"'"'"''"'"'"''"'"'"'"'
"'" |:: :ゝ'''''''∩ノノ ::| "'"
(○) "'" ノ :: :: `::~''´:: ゝ:::| "'" 連絡所兼ネタ置き場たまに電波
"'"' ヾノ〃 "'" ノ:: :ノ :: :: :: : ヽ,i vwivw
"'"' γ:';ノ:: :: :: ;; ;(:: ::ヽ::`;、 ""''" 御用の方、遊びたい方ご自由に
ノ:: ノ :: :: ::´::`ヽ"'ヽ:: ::.';、::;、 "'"
"'"' ノ;; ;,:'i: :: ノ"'"`ヽ:: ::.i, `';.、:.,ヽ"'"'
"'"" "'"' "'"' "''"' ~"'"' "'"'
"'"' "''" "'"
- 4 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/27 21:35:42 ID:DNqZuo56
- キャラ紹介
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【蜜蜂モララー】
。 。
∧∨∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊂ヽ( ・∀・) < スレ進行役の面々。
と;''''''''';;つ \_______________
(〓〓〓)
(__)_) このスレの総合司会にしてスレ主。
【蜂頭身モナー】
。 。
∧∨∧
____ ( *´∀`) n《< / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ \/⌒∩ < >`) < 設定はその場で適当に変わります。
( / ,<ミソ'''''ミ\/L/ \_________________
(二二//L/,,,,,,,ミ\___/
(_/==〈___ このスレのアシスタント。
/==(  ̄ ____ヽ 8月3日生まれの永遠の24歳。
/======ヽ___/x/
|====ノ「⌒ /\
ノ ̄ ̄ 〉 ,/ \ \ 。 。
(_/ >____) ∧∨∧
/ x/ (´∀` )/つ
/ / <ミ''v'''''ミ>
( |、 (〓〓〓>
L\_) U U
- 5 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/27 21:36:26 ID:DNqZuo56
-
【チビ蜂】
。 。 。 。 無垢な子供達だから
∨ ∨ どんな発言をしてても許してあげましょう。
(・∀・) (‘∀‘)
(〓) (〓)
UU UU
【蜂しぃ】
。 。
∧∨ 武器:色気と蓮乳。
⊂ヽ(*゚ー゚)') けど正直このキャラでエロいAA描きたい時は蓮乳設定が
;'''''';つ ウザいので、その辺は適当にすることにした。
<〓ノっ
(/
- 6 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/27 21:36:55 ID:DNqZuo56
-
【マララエル】
⊂⊃ 性なる大天使。
/⌒\ 数々のAA描きの手を経て、
<)二<>二(>(⌒ヽ、 包○にリニューアルしたり
| | ヽ ト ヽ、 性病にかかったり、矯正リングを
/| | ,i ハハ ヽ、 つけられたりと、その運命はかなり翻弄されている。
/ | | / ハ ノ \
/ ハ( ・∀- )/ イハハ/ し ヽ、
/ ハ/⌒ ⌒ヽ ハ / し し し )
/ ハハ/ /彡⌒\ ヽ/ (/(/(/ J
/ し し (___ノ/⌒ヽゝ__/ (/ し し(/
/(/(/(/ / / / //(ノ(/(/
(/(/(/ / / /ヽ(/(/(ノ
(/(/ __/ _/ )__,(/___,ノ
(/ と__,,-と____,,ノ
【息子】
/⌒ヽ 他スレ発生のAAだけどお気に入り。
. / |
/ = =|
( (。。 |
) (三)ノ
E三三]
.E三三] /⌒ヽ、
|三 | / /⌒ヽヽ /|
.| し' ./ | | _ノ./
ヽ、 _ノ ヽ二- '
【一休】
( ))) γ⌒''ヽ
Д` ii) 彡 6 *´∀`)0 当スレ最強キャラ。
つ ,从 彡 /;;;;;;;;y/;;/ とんちなんてなくても南無サンダーがあれば
ヽ ヽ そ て と⌒^ヾ;;;;;;;;」 なんでも解決できる。
ミ`J `J `'W ` ´ヽ_)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
- 7 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/27 21:37:47 ID:DNqZuo56
-
┌──────────────────────────────────
|こんにちは。なんかトロトロやってこーという主旨のスレです。
|
|まずは短編、チョイ鬱系だなー。
|さっきひさびさに風景スレ覗いたら、あまりにも自分のハート直撃なのが
|あったモンで、急遽改造差し替えをして使わせて貰いました。
|それ以外も通常からコピペ多用なAA描きですが、感謝して使わせてもらいます。
|
|では当スレご覧の皆さん、今後ともよろしくー。
└───v───────────────────────────────
。 。
∧∨∧
⊂ヽ( ・∀・)
;;';つと;';
(〓O〓)つ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
- 8 名前:(1/66):04/10/27 21:39:48 ID:DNqZuo56
-
【ノスタル自慰】
──── まだ俺が10代だった頃 ─────
| ||;;|||;;| ||;;|||;;||___ | ) (
| ||;;|||;;| ||;;|||;;|| [][][]|( )
_|三三三三 ∧_∧ . 三三三三三三三三||;;;.
/| ;;i____┏8i ( ・∀・) / .ハ.ハi ̄\
,/ :| / 。ノヾ ;;;(つ三∋○ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | \二)
:| ̄ ̄ ̄ ̄ | |: | | [] | | |/ \ __,, ,____ __.,,,_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :|二二)
_______________________/| |::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|::::| ハ :: ∧ ∧
;;(二二二) (二二二) (二二二) (二二二) (二二二) ::| (−゚ ,,)
|::| |::| |::| |::| |::| :| ノ :: .... Oと )
 ̄ ハ  ̄ ̄ ̄ハ ̄ ̄ ̄ .ハ  ̄ ̄ ̄ハ ̄ ̄ ̄ ハ ̄ /| )
rrfrrU^ヽ)
スリをしようとした相手にとっつかまって、
そのままそいつのバーの従業員にされてしまった。
- 9 名前:(2/66):04/10/27 21:40:35 ID:DNqZuo56
-
そいつの人使いは荒かったけれど、
┌──────────────────
|掃除が終わったら買出しに行って来い。
└──────v────────────
| ||;;|||;;| ||;;|||;;||___ | ) (
| ||;;|||;;| ||;;|||;;|| [][][]|( )
_|三三三三 ∧_∧ . 三三三三三三三三||;;;.
/| ;;i____┏8i ( -∀-) / .ハ.ハi ̄\
,/ :| / 。ノヾ ;;;(つ三∋○ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | \二)
:| ̄ ̄ ̄ ̄ | |: | | [] | | |/ \ __,, ,____ __.,,,_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :|二二)
_______________________/| |::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|::::| ハ :: ∧ ∧
;;(二二二) (二二二) (二二二) (二二二) (二二二) ::| (−゚ ,,)
|::| |::| |::| |::| |::| :| ノ :: .... Oと )
 ̄ ハ  ̄ ̄ ̄ハ ̄ ̄ ̄ .ハ  ̄ ̄ ̄ハ ̄ ̄ ̄ ハ ̄ /| )
rrfrrU^ヽ)
両親もなく親戚をたらい回しにされた挙句、
独りでその日暮らしをしていた俺を不憫にでも思ってくれてたんだろう。
おかげで俺は食うに困らない生活が送れるようになった。
- 10 名前:(3/66):04/10/27 21:41:51 ID:DNqZuo56
-
しかし、そいつはロクなモンじゃなく、
| ||;;|||;;|
| ||;;|||;;|
_|三三三三 ∧_∧ 三三三三
/| (・∀・ )○┓ ))
, /■\ (つ ヽ/ ノ__||ギュー ∩_∩
(,, ´∀) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ,,) ̄ ̄ ∧ ∧
( )_________⊂ )__ (−゚ ,,)
( ヽ / ) O=と |
━┳━ ) ━┳━ ━┳━ ( ,,━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ U U
高い酒のボトルに安い酒を詰め替えるのは当たり前、
酔いつぶれた客に勘定を上乗せしてるのもよく見かけた。
- 11 名前:(4/66):04/10/27 21:42:22 ID:DNqZuo56
-
┌──────────────────
|いいんだよ、俺の店の客達も
|ロクなモンじゃないんだから。
└──v────────────────
∇
≡≡
∩ [] U =−
∧_∧ / ̄\
( -∀-)/ \ ∧ ∧
( つ∽ ) \┳┛ (−゚ ,,)
| ~~ / \ O/ と)
 ̄ ̄ ̄ ̄ \┳┛ / )
確かにこんないかがわしい場所にある
安っぽいバーに来る客はマトモな人間じゃない。
人生終わってて、いつくたばってもおかしくなさそうな連中ばかりだった。
- 12 名前:(5/66):04/10/27 21:42:56 ID:DNqZuo56
-
常連客の中に40代位のアル中の女がいた。
いつも香水の匂いをプンプンさせて、ありったけの宝石を身につけていた。
∧ ∧
(゚ー゚*)
∇゚・*・゚∩
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
____________________,、 \
|;;|||;;||;;|||;;||;;|||;;|| | . ; | .\ \
|;;|||;;||;;|||;;||;;|||;;|| [;;] ;;|_______| ̄ ̄|__;_| .:.::.\
∧_∧ ∧ ∧
( ・∀) (−゚ ,,)
「あの客、酔いつぶれてる間に宝石を盗まれちまったら
どうするつもりなんでしょうね」と聞くと、
「あれは全部ガラス玉だよ」とマスターは答えた。
- 13 名前:(6/66):04/10/27 21:43:18 ID:DNqZuo56
-
そりゃそうだ、金持ちのマダムならこんなとこにくるはずもなく、
彼女はよくこの店でも、身を売る相手の男を漁っていた。
∧ ∧ ∧_∧
(*゚д゚) (`m´ )
∇゚・*・゚∩ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
____________________,、 \
|;;|||;;||;;|||;;||;;|||;;|| | . ; | .\ \
|;;|||;;||;;|||;;||;;|||;;|| [;;] ;;|_______| ̄ ̄|__;_| .:.::.\
∧_∧ ∧ ∧
( ) ( ,,)
ここら辺ではそうやって生計を立ててる女も珍しくないし、
この店でもありがちな光景だった。
ここでは金さえ払ってくれれば客は客。
- 14 名前:(7/66):04/10/27 21:43:44 ID:DNqZuo56
-
ある時、マスターはオンボロなアコーディオンを店に持ってきた。
酒代が払えなかった奴の家から取り上げてきたらしい。
┌──────────────────
|せっかくだから、オマエ練習して
|店で何か弾けるようになれ。
└──v────────────────
∇
≡≡
∩ [] U =−
∧_∧ / ̄\
( ・∀)/ \ ∧ ∧
( つ∽ つ[|lllll] \┳┛ (−゚ ,,)
| ~~ / \ O/ と)
 ̄ ̄ ̄ ̄ \┳┛ / )
- 15 名前:(8/66):04/10/27 21:44:11 ID:DNqZuo56
-
楽器など持ったことのなかった俺だが、
自分の弾いた通りに綺麗な音がでるっていうのが
なんとなく面白く、
♪
♪ ∧ ∧ ♪
(,,゚ー゚). ♪
|つ[|lllll])
〜( |
U U
練習して、簡単な一昔前の流行歌を
一曲弾けるようにした。
- 16 名前:(9/66):04/10/27 21:44:40 ID:DNqZuo56
-
まぁこの店に音楽演奏なんて、あってもなくてもどちらでもよく、
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∩ ∩
 ̄(,, ´w). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (,, ) ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ∧ ∧ ♪
_( つ▽________l ヽ____ (ー゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
客の機嫌もよく、マスターの気が向いた時だけ余興で演奏した。
他の客も俺が不幸な身の上のガキだとわかってるから、下手でも大目にみてくれた。
どっちにしても酒の味も音楽もわからないような人間の溜まり場だったしね。
- 17 名前:(10/66):04/10/27 21:45:30 ID:DNqZuo56
-
∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< >
< いくじなしっっ >
< このインポが! >
< >∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
∨∨∨∨∨∨∨∨∨ >
< うっさい、気色悪いんじゃ >
< 誰がてめぇみたいなババァの >
< ケツに金払えるかよ!! >
< >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
∧ ∧
(#゚д゚) ('Д`#)
∇゚・*・゚∩ ,( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
____________________,、 \
|;;|||;;||;;|||;;||;;|||;;|| | . ; | .\ \
|;;|||;;||;;|||;;||;;|||;;|| [;;] ;;|_______| ̄ ̄|__;_| .:.::.\
その日、例のアル中の女は
他の客とケンカして酔いつぶれてた。
,---、
<<と⌒ヽ
 ̄ ̄∀ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
____________________,、 \
|;;|||;;||;;|||;;||;;|||;;|| | . ; | .\ \ /■\
|;;|||;;||;;|||;;||;;|||;;|| [;;] ;;|_______| ̄ ̄|__;_| .:.::.\ \ (∀` )
∧_∧ :::::\ \ )
( ・∀) ::::::::\ \
よくあることだから、マスターも俺も気にせず
他の客の相手をしていた。
- 18 名前:(11/66):04/10/27 21:46:04 ID:DNqZuo56
-
話題も注文も絶えてヒマになったので、マスターは
俺に一曲弾くように言いつけた。
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ,--、
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄< ) ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧
_( つ▽________l ヽ____ (ー゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
たった一つの俺のレパートリー
一昔前の流行歌。
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ,--、 ♪ ♪
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄< ) ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ∧ ∧ ♪
_( つ▽________l ヽ____ (ー゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
- 19 名前:(12/66):04/10/27 21:46:27 ID:DNqZuo56
-
しばらくすると、眠っていたと思ってたあの女が歌い出した。
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧ ♪ ♪
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (o゙* ) ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ∧ ∧ ♪
_( つ▽________*・゚ ヽ____ (−゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
── 驚いた。 ──
- 20 名前:(13/66):04/10/27 21:46:46 ID:DNqZuo56
-
彼女の歌はとてもうまかったから。
♪
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日 ♪
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧ ♪ ♪
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (っ゙*,,) ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ∧ ∧ ♪
_( つ▽________*・゚ ヽ____ (−゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
マスターも彼女の歌を止めなかった。
後から聞いたら「喧嘩されるよりはまだマシ」だったからだと
- 21 名前:(14/66):04/10/27 21:47:13 ID:DNqZuo56
-
曲が終わると彼女は俺に尋ねてきた。
┌──────────────
| 他に弾ける曲ある?
└─────v─────────
| いえ。
└──v──
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( *゚-) ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧
_( つ▽________ /゚・*|_____ (−゚ ,,)
(__ ) 〜__) ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
そして苦々しそうにこう言った。
┌──────────────────
| よく客前でそんな下手な演奏するわね。
└─────v─────────────
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三 フン
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (−゚#,,) ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧
_( つ▽________*・゚ ヽ____Σ (−゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
- 22 名前:(15/66):04/10/27 21:47:56 ID:DNqZuo56
-
他の客は笑った。こんなとこで売春婦ごときが
まだわけもわからないような子供にまで言いがかりをつけるのかと。
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三(-∀- )三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ,,) ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧
_( つ▽________*・゚ ヽ____ (−゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|] U
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
だけど俺は殴られたような気分だった。
自分が恥ずかしい、と、この時初めて思ったんじゃないかな。
- 23 名前:(16/66):04/10/27 21:48:25 ID:DNqZuo56
- ─ (_,,) ―
/ i \
たった一曲ごときでエセ演奏家きどりで悦にいっていた自分を見透かされて
恥ずかしさと同時に本気を出してみたいという気分が沸いて来た。
♪
♪
♪ _,, :
/⌒ヽ/⌒\ ∧ ∧ _,,. : ''"^
"""" ♪ (゚−゚,,) _,. : ''"^ ゛
。。 ュュュ....... ュ ,,:;;::::::: ([lllll|]と| ゛ ~
田 ユュュ゚ _,,. : ''"^:::::... _ _ _ , ...: _ | )〜 ゛ ~ _゛''
エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ _,,. : ''"^ .U U _゛ "~" " ..
_,,.. -‐||[l.~´ _-.=.._... =‐._.||[l.__.-.=-.._--=-_||[l .ー_,. : ''"^ ゛ ... " ゛゛ ゛ '''' ”
::, ~~ ~-  ̄ -  ̄ _~~_~ _ ̄ _ ̄- ~_,.~ ''"^ _ ゛ " ゛ _ " _ ~ , ’””
:::::::........ ...:._,. : ''"^ ' ,,,,, "".....~~ , ,’, ’;” ”
空いてる時間はほとんどアコーディオンの練習に費やした。
更に持ち曲を増やして上手に演奏してみせるため。
- 24 名前:(17/66):04/10/27 21:48:54 ID:DNqZuo56
-
しばらくして俺は彼女がいる時に演奏してやった。
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三(・∀・ )三三三三 ♪ ♪
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧ ♪
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (-゚* ,,) ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧ ♪
_( つ▽________*・゚ ヽ____ (ー゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
今度はこの前みたいなこと言わせないぞ、
そんな意気込みでね。
- 25 名前:(18/66):04/10/27 21:49:18 ID:DNqZuo56
-
彼女は俺を褒めも貶しもしなかったけど、
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三 ♪ ♪
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧ ♪
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ,,) ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧ ♪
_( つ▽________*・゚ ヽ____ (ー゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
また俺の曲に合わせて歌い出した。
♪
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日 ♪
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧ ♪ ♪
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (o -*,) ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ∧ ∧ ♪
_( つ▽________*・゚ ヽ____ (ー゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
やっぱり上手い。この曲を歌ってた元の歌手より
上手いんじゃないかってマスターに言ったら笑われたけど、
俺は本当にそう思ってたんだよ。
- 26 名前:(19/66):04/10/27 21:49:42 ID:DNqZuo56
-
でも俺の自信のあったメジャーな一曲の時は
彼女は歌おうとしなかった。
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧ ♪ ♪
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ,,) ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ∧ ∧ ♪
_( つ▽________*・゚ ヽ____ (−゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
彼女は自分の好きな曲の時にしか歌わないんだ。
- 27 名前:(20/66):04/10/27 21:50:12 ID:DNqZuo56
-
俺は彼女がどんな曲なら歌ってくれるのか知りたくて、
リクエストを聞いてみた。
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,*゚ー) ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧
_( つ▽________ /゚・*|_____ (ー゚ ,,)
(__ ) 〜__) ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
少し悲しいバラードが好きらしい。
アコーディオンだと原曲からだいぶイメージが変わるが
俺は今度はそれを練習してみようと思った。
- 28 名前:(21/66):04/10/27 21:50:43 ID:DNqZuo56
-
彼女については他の客も噂してた。
元売れない歌手だったんじゃないかと。
惚れ込んでた男に捨てられて、いまだにこんな生活しながら
その男を待ってるんだ、なんていう、真実かどうかわからない内容まで
もっともらしく語る客もいたけど、
∧ ∧
△_△ ∧_∧ (,, ゚ -)
( `Д´) (`m´ ) | つ=
∇ ) ( ) ( |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(/^U
____________________,、 \
|;;|||;;||;;|||;;||;;|||;;|| | . ; | .\ \
|;;|||;;||;;|||;;||;;|||;;|| [;;] ;;|_______| ̄ ̄|__;_| .:.::.\
∧_∧
( )
別に俺は彼女のプライベートには興味なかった。
でも、ただ誰よりも俺のアコーディオンを聞かせたい客だった。
- 29 名前:(22/66):04/10/27 21:51:13 ID:DNqZuo56
-
人生のなんたるかもわかってない若造が
独学で覚えてきたバラードなど
たいしたモンじゃなかっただろうけどね。
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,*゚ヮ) ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧
_( つ▽________ /゚・*|_____ (ー゚ ,,)
(__ ) 〜__) ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
俺が曲を覚えてきた日、彼女は本当に嬉しそうに俺を見た。
- 30 名前:(23/66):04/10/27 21:51:32 ID:DNqZuo56
-
── そして歌ってくれた。 ──
♪
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日 ♪
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三 ♪ ♪
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧ ♪ ♪
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,*- o) ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧
_( つ▽________ /゚・*|_____ (−゚ ,,)
(__ ) 〜__) ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
今までより数段力強い声で。
心の底が締め付けられるような切ない歌声で。
俺が覚えてきた元の曲と思えないほど…
俺はこの曲に感動してしまった。
- 31 名前:(24/66):04/10/27 21:51:57 ID:DNqZuo56
-
この頃になるとマスターもだいぶ面白がってくれてたようで、
ちょくちょく俺の演奏タイムを作ってくれた。
彼女が客に来てる時は、飛び入りで参加してもらってた。
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三 ♪
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∩ ∩ ♪ ♪
 ̄(,, ´w). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (,, ) ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ∧ ∧ ♪ ∧ ∧
_( つ▽________l ヽ____ (,,゚ー゚) (ヮ-*,) ♪
(__ ) (__〜 ([llll|]と| と゚・*∩
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | ) | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U U U
身を売って生計を立ててるクセに、この仕事にはお金はいらないんだと。
彼女が歌った時はマスターは水割りを一杯サービスしてやってたようだ。
- 32 名前:(25/66):04/10/27 21:52:23 ID:DNqZuo56
-
ある時、俺達が望郷の想いを綴った懐かしい一曲を奏でている時、
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三 ♪
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∩ ∩ ♪ ♪
 ̄(,, ´・ω)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (,, ) ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ∧ ∧ ∧ ∧
_( つ▽________l ヽ____ (゚ー゚,,) (-o-*,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と| と*・゚つ
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | ) | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U U U
客の一人がすすり泣きをはじめた。
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三(・∀・ )三三三三 ♪
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∩ ∩ ♪ ♪
 ̄(,, ´Tω)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (,, ) ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ∧ ∧ ∧ ∧
_( つ▽________l ヽ____ (−゚ ,,) (-o-*,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と| と*・゚つ
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | ) | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U U U
- 33 名前:(26/66):04/10/27 21:52:50 ID:DNqZuo56
-
日雇いで稼いだ金を全部この店の酒代に替えてるようなバカな客。
…そんな彼にも昔は故郷と妻があったらしい。
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三(・∀・ )三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∩ ∩
 ̄(,, ´Tω)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (,, ) ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧ ∧ ∧
_( つ▽________l ヽ____ (−゚ ,,) (゚ー゚*,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と| (|*・゚U
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | ) | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U U U
「よかったよ、続けてくれ」と言われて俺も胸が熱くなった。
その人のために心を込めて精一杯演奏した。
もちろん隣では彼女が切なく歌い上げてくれた。
- 34 名前:(27/66):04/10/27 21:53:18 ID:DNqZuo56
-
彼女はね、本当にプロだったんだと思う。
一度こんなことがあった。
┌────────────
| ・・・・・って曲知ってる?
└──────v───────────
| いえ。
└──v───
∇
≡≡
∩ [] U =− ∧ ∧
/ ̄\ (*゚ー゚)
/ \ ∩゚ヽ ∧ ∧
/ \ ) (−゚ ,,)
/ \ O/ と)
 ̄ ̄ ̄ ̄ \┳┛ / )
┌────────────────────────
|そりゃそうよね、アンタが生まれてくるより前の曲で、
|レコードにもなってないんだから…。
└──────v─────────────────
∇
≡≡
∩ [] U =− ∧ ∧
/ ̄\ (ヮ-*)
/ \ *・゚ ヽ ∧ ∧
/ \ ) (−゚ ,,)
/ \ O/ と)
 ̄ ̄ ̄ ̄ \┳┛ / )
…それが彼女の歌手時代の持ち歌だったんだろう。
- 35 名前:(28/66):04/10/27 21:53:48 ID:DNqZuo56
-
俺はその歌が知りたくなった。
┌───────────────────
| 楽譜があればなんとかなります。
└──────────v─────────
∇
≡≡
∩ [] U =− ∧ ∧
/ ̄\ (- ゚*,,)
/ \ *・゚ ヽ ∧ ∧
/ \ ) (o ゚ ,,)
/ \ O/ と)
 ̄ ̄ ̄ ̄ \┳┛ / )
けど彼女は少し考えて教えてくれなかった。
┌─────────
| どうして?
└───v─────
∇
≡≡
∩ [] U =− ∧ ∧
/ ̄\ (ヮ"*,)
/ \ *・゚ ヽ ∧ ∧
/ \ ) (o ゚;,,)
/ \ O/ と)
 ̄ ̄ ̄ ̄ \┳┛ / )
┌────────ヘ──────────────
|アンタなんかが演奏していい曲じゃないからよ。
└───────────────────────
- 36 名前:(29/66):04/10/27 21:54:17 ID:DNqZuo56
-
┌──────────┐
| |
| あの人が、 |
| └─────────────
└──────┐
| アタシのために作ってくれた曲なの。
|
└─────────────────
∧ ∧
( ゚−゚ )
ああ、この人に関する噂は本当だったんだな、と思った。
- 37 名前:(30/66):04/10/27 21:54:38 ID:DNqZuo56
-
だとしたら俺はますますその曲が知りたくなった。
いまだに彼女の心を捉え続ける曲 ───
∧ ∧
\ (−゙*,,)
\|*・゚ヽ
\ )
\
もしそれが聞けるのなら、
俺は今までで一番の感動を味わえるのかもしれない。
- 38 名前:(31/66):04/10/27 21:55:07 ID:DNqZuo56
-
俺が演奏の腕を磨けばいつか教えてくれるかもしれない。
zzz …
\ ,---、 ∧ ∧
<< ,) (゚−゚,,)
と ヽ O⌒と|
\ ) ノ;;;;;;;| )
\ U ヽ)
もし俺の親が生きていたなら、同い年かそれより上であろう彼女に
女相手の特別な感情など抱くワケはないけれど、
- 39 名前:(32/66):04/10/27 21:55:37 ID:DNqZuo56
-
彼女には幸せになって欲しいと願ってた。
俺と歌えば ───
俺とその曲を楽しく奏でることが出来れば、
彼女はつらい想い出から解放されるかもしれない。
zzz …
∧ ∧
\ ,---、 (,, )
<< ,)-、 | U
と /;;;;ヽ ( |
\;;;;;;) (/"U
\ .......,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;
........,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
........,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
俺は勝手にそんな風に、
自分なら彼女の力になれるんでは、と思ってたんだ。
- 40 名前:(33/66):04/10/27 21:56:01 ID:DNqZuo56
-
だから彼女に認めてもらえるように、
いつかその曲を託してもらえて共に奏でられることを
目標にして頑張っていた。
そんなある日、
┌─────────────────
|そこのイスの上の包み開けてみろ。
└──────v──────────
| ||;;|||;;| ||;;|||;;||___ | ) (
| ||;;|||;;| ||;;|||;;|| [][][]|( )
_|三三三三 ∧_∧ . 三三三三三三三三||;;;.
/| ;;i____┏8i ( -∀-) / .ハ.ハi ̄\
,/ :| / 。ノヾ ;;;(つ三∋○ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | \二)
:| ̄ ̄ ̄ ̄ | |: | | [] | | |/ \ __,, ,____ __.,,,_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :|二二)
_______________________/| |::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄| |::::| ハ :: ∧ ∧
;;(二二二) (二二二) (二二二) (二二二) (二二二) ::| (−゚ ,,)
|::| |::| |::| |::| |::| :| ノ :: ....... | U
 ̄ ハ  ̄ ̄ ̄ハ ̄ ̄ ̄ .ハ  ̄ ̄ ̄ハ ̄ ̄ ̄ ハ ̄ | )
U^ヽ)
- 41 名前:(34/66):04/10/27 21:56:38 ID:DNqZuo56
-
┌────────────
|!! これ…!!
└────v───────
| ||;;|||;;| ||;;|||;;||___ | ) (
| ||;;|||;;| ||;;|||;;|| [][][]|( )
_|三三三三 ∧_∧ . 三三三三三三三三||;;;.
/| ;;i____┏8i ( -∀-) / .ハ.ハi ̄\
,/ :| / 。ノヾ ;;;(つ三∋○ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | \二)
:| ̄ ̄ ̄ ̄ | |: | | [] | | |/ \ __,, ,____ __.,,,_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :|二二)
___________________ て___/| |::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄| .∧ ∧ て.:::| ハ ::
;;(二二二) (二二二) (二二二) (二二二) (っ゚ ,,)二) :|
|::| |::| |::| |::| [lllll|]と|::| :| ノ :: ....
 ̄ ハ  ̄ ̄ ̄ハ ̄ ̄ ̄ .ハ  ̄ ̄ ̄ハ ̄ | )  ̄
U^ヽ)
あのどケチで人使いの荒いマスターがわざわざ俺のために
新品のアコーディオンを買ってくれたんだよ。
この物資が不足し始めてた不安定な時代、
手に入れるのは大変だったろうに。
- 42 名前:(35/66):04/10/27 21:57:07 ID:DNqZuo56
-
┌────────────
| ありがとうございます…。
└─────v──────
| ||;;|||;;| ||;;|||;;||___ | ) (
| ||;;|||;;| ||;;|||;;|| [][][]|( )
_|三三三三 ∧_∧ . 三三三三三三三三||;;;.
/| ;;i____┏8i (-∀- ) / .ハ.ハi ̄\
,/ :| / 。ノヾ ;;;(つ三∋○ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | \二)
:| ̄ ̄ ̄ ̄ | |: | | [] | | |/ \ __,, ,____ __.,,,_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :|二二)
_______________________/| |::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄| :∧ ∧: .::| ハ ::
;;(二二二) (二二二) (二二二) (二二二):( ,,):二) :|
|::| |::| |::| |::| [と |::| :| ノ :: ....
 ̄ ハ  ̄ ̄ ̄ハ ̄ ̄ ̄ .ハ  ̄ ̄ ̄ハ ̄ :| ):  ̄
:UU:
┌──────ヘ─────────────────────
|前のは音がかすれちまってるとこがあるだろう。
|そこを聞くたびイライラするからな。
|まぁオマエも感謝したなら今までの倍は働いて貰わないと。
└──────────────────────────
…もう逢えなくなったけど…今でも「親父」という単語を聞くと
瞼に浮かぶのはいつもこの人の姿なんだ。
- 43 名前:(36/66):04/10/27 21:57:33 ID:DNqZuo56
-
俺が徴兵された時にただ一人泣いてくれた人だから。
┌──────────────────────
|…今までお国もオマエの周りの奴らも誰もオマエを
|守ってやろうとしなかったのに、
|なんでオマエがお国を守らないといけないんだ?
|…狂ってるよ。どこかおかしいんだよこの国は…。
└──v───────────────────────────────
絶対負けるな。賭けてもイイ。 |不謹慎なこと言わないで下さい、
|誰かに聞かれたらマスターがまずいですよ。
└──v────────────────
∇
≡≡
∩ [] U =−
∧_∧ / ̄\
(;∀; )/ \ ∧ ∧
( つ∽ ) \┳┛ (−゚ ,,)
| ~~ / \ | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ \┳┛. | )
…俺は彼に逢うまではいつどこでのたれ氏んでもいいと思っていたはずなのに…。
- 44 名前:(37/66):04/10/27 21:58:05 ID:DNqZuo56
-
人_人_人
ヽ < !! >
ヽ Y⌒Y⌒Y
~●
/ ̄ ̄ \
/\ _. /  ̄ ̄\ |_____.| / ̄\
/| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ |∩( ;||┘ | ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| (−゚; ||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ⌒\⌒\ || / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄] \_)_)..||| | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄ /|\
戦場では必死に生きたいと願ってた。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,.........
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,.....
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,.....
________
|_∧_,,, ___|
/ (三ミ):::: /|
/ ::と三ミつ:: / |
/ /三@ノ: /
/ (ノ:::::: /
/ /
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
─── 生きていればマスターのとこへ、
あの楽しかった日々に戻れるかもしれない…なんて
生死の境の最中も薄ら甘いことを考えてた。
- 45 名前:(38/66):04/10/27 21:58:30 ID:DNqZuo56
-
けど、俺が戻ってきた時には、もうあのバーはなかった。
マスターの自宅の焼け跡付近には知らない奴らが
掘っ立て小屋を建てて、新しい集落が出来ていた。
/////\ /////\
∧_,,, ///// _ \ ///// _ \
(#゚;;-゚) ///// \ ///// \
∪;; ;;|=f |___| | ̄ ̄ ̄| | |___| | ̄ ̄ ̄| |
〜(;; ;;;@Y |___| | | | |___| | | |
,U" | |___|_|___| | |___|_|___| |
あの人なら生きていれば闇市でもなんでもして食いつないでるはず。
だが噂も聞かなかった。だからもう二度と逢うこともなくなったんだ。
- 46 名前:(39/66):04/10/27 21:59:13 ID:DNqZuo56
-
─── もちろん、住所も知らない、実は本名すらよく知らないあの女の方にも
逢うことも二度となかった。
∇
≡≡
∩ [] U =− ∧ ∧
/ ̄\ (*゚ー゚)
/ \ ∩ヽ ∧ ∧
/ \ ) (−゚ ,,)
/ \ | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ \┳┛ | )
彼女は出征前の俺に、お守りにといつもはめてた指輪の一つをくれた。
そのガラス玉も、男との思い出の品の一つだったらしい。
彼女にとっては大切なモノだったんだろう。
- 47 名前:(40/66):04/10/27 21:59:51 ID:DNqZuo56
-
だけど、そんなモンよりね。ただ一曲が聞きたかった。
貴女を捉えて離さないその曲を。
∇
≡≡
∩ [] U =− ∧ ∧
/ ̄\ (゚ー゚*)
/ \ ∩ヽ ∧ ∧
/ \ ) (− ,,)
/ \ | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ \┳┛ | )
,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
........,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.......,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
…でも教えてもらっていたとしても、無意味だったかな。
それ以前に、俺は日々の生活が困難になったから。
このでぃの姿で街を歩くと人々は皆目を背ける。
∧_,,, ∧_∧ ∧_∧
(;;#゚;;-) ( ) ( )
((( ∪;; ;;|=f ( ) ( )
〜(;; ;;;@Y | | | | | |
,U" | (__)_) (__)_)
激しい火傷跡が残ったこの顔でバーなんかに出入りできない。
生活に音楽を奏でるゆとりなどあるワケもない。
俺はやっとのことで人目につかないような工場で
座って出来る革細工の仕事をさせてもらえることになった。
- 48 名前:(41/66):04/10/27 22:00:33 ID:DNqZuo56
-
ところがね。俺が人目を避けようとしてるその頃、
街では俺みたいなでぃが目につき始めたんだよ。
アコーディオンを持って。
♪
♪ ♪
.,.,_.,.,
,,,_ζ (゚-;;゚#) ♪
(´-;;`#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;メ;;)~
(;;';;_;;; ;;)~ U"Y
わざと目立つところで、物悲しい軍歌を奏で、
施しを得ることを生業とするでぃ達が。
.,.,_.,.,
チャリーン ,,,_ζ (゚ー;;゚#)
(´-;;`#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;メ;;)~
Y⌒ I (;;';;_;;; ;;)~ U"Y
彼らが本当に元軍人なのかどうか知らないけど
俺はとてもやるせなかった。
- 49 名前:(42/66):04/10/27 22:01:10 ID:DNqZuo56
-
俺の大好きな楽器で惨めな金儲けをしていることが。
.,.,_.,.,
,,,_ζ (ー;;゚#;;)
(#´;;ー`) ([llll|]と|
Iと;;';; ;U、 |;_;;メ;;)~
(;;';;_;;; ;;)~ U"Y
演奏の上手さで金を稼ぐのならいい。
そうではなく、アコーディオンは単なる演出用の小道具で、
姿形にかかる同情心の方をアテにしてること、
そして『 でぃ+アコーディオン = 哀れみの対象 』という図式を
世の中に作ってしまったことが、悔しくてたまらなかった。
- 50 名前:(43/66):04/10/27 22:01:46 ID:DNqZuo56
-
一方でうらやましくてしかたなかった。
アコーディオン演奏で、生計が立てられることが。
♪ ♪
.,.,_.,.,
♪ ,,,_ζ (゚-;;゚#) ♪
(´-;;`#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;メ;;)~
(;;';;_;;; ;;)~ U"Y
∧_,,,
(;;# ;;-)
((( ∪;; ;;|=f
〜(;; ;;;@Y
,U" |
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
だってね、音楽の演奏って楽しいんだよ?
♪ アコーディオンを練習してたあの頃は
♪ ∧ ∧ ♪ 毎日が楽しかった。
(,,゚ー゚). ♪
|つ[|lllll])
〜( | 今やってる単純作業の仕事なんかよりも
U U ずっと…。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 51 名前:(44/66):04/10/27 22:02:24 ID:DNqZuo56
-
どこをどう間違ったのか。
それともやはりこれが俺にとって妥当な道だったのか。
∧_,,,
,,,_ζ (゚-;;゚#)
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
(;;';;_;;; ;;)~ U"¥
俺はアコーディオン奏者になっていた。
募金箱を持ち土下座をする係の盲目のびぃと組まされた。
そう、この世界にも掟と組織はあったんだ。
- 52 名前:(45/66):04/10/27 22:03:15 ID:DNqZuo56
-
軍歌と悲しい曲を弾くように指示されてた。
そうすると我々の姿形に同情した人間だけでなく、
つらい戦争体験者の気持ちにもうったえられて、
儲けがもっと増えるから。
♪ ♪
∧_,,,
♪ ,,,_ζ (゚-;;゚#) ♪
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
(;;';;_;;; ;;)~ U"¥
アコーディオン演奏経験者の俺にはたやすい仕事だった。
- 53 名前:(46/66):04/10/27 22:03:45 ID:DNqZuo56
-
哀愁?そりゃガキだったあの頃よりも
今の方がよっぽどわかってるだろう。
だけど曲にその感情を移入することはあまりなかった。
惰性で弾いてた。
∧_,,,
,,,_ζ (゙-;;゙#)
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
Y⌒ I (;;';;_;;; ;;)~ U"¥
…心を込めてしまうとずっと抑えているプライドが
本当に砕けてしまいそうだったから。
- 54 名前:(47/66):04/10/27 22:04:34 ID:DNqZuo56
-
たまに俺と同じような本物の元軍人が
涙ながらに曲の注文をしてくることがあった。
∧_,,,
,,,_ζ (#゚;;-゚)
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;) ∧_,,,,
(;;';;_;;; ;;)~ U"¥ ( )
と )
| | |
(_)_)
戦争で逝った友のことでも思い出してるのか…。
そんな奴の気持ちはわかる。
だからそんな時は出来るだけ言われた曲を丁寧に弾いてやった。
♪ ♪
∧_,,, ♪
♪ ,,,_ζ (゚-;;゚#)
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;) :∧_,,,,
(;;';;_;;; ;;)~ U"¥ :( )::
:( )::
:| | |::
:(_)_):
- 55 名前:(48/66):04/10/27 22:05:03 ID:DNqZuo56
-
でも、頼まれても、絶対弾かない曲もあった。
その曲は覚えてないと、誤魔化していた。
∧_,,,
,,,_ζ (#゚;;-゚)
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;) ∧_,,,,
(;;';;_;;; ;;)~ U"¥ ( ∩∩
III ( ハ )
人 Y
し(_)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三 ♪
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∩ ∩ ♪ ♪
 ̄(,, ´w). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (,, ) ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ∧ ∧ ♪ ∧ ∧
_( つ▽________l ヽ____ (,,゚ー゚) (ヮ-*,) ♪
(__ ) (__〜 ([llll|]と| と゚・*∩
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | ) | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U U U
それは昔、あのバーで彼女と演奏した数々の曲。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 56 名前:(49/66):04/10/27 22:05:32 ID:DNqZuo56
- :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ダメなんだ。あの頃、俺がアコーディオンを弾くことを
喜んでくれた彼らの姿は、俺の一番大切な想い出で、
日 ▽ U Y 目 ∧_∧::::::
三三三三三三三三( ・∀・)::::::::: 三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l):::::: .∧ ∧::::
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,*゚ー):::: ̄ ̄ ̄ :::∧_,,,::::
_( つ▽________ /゚・*|::::____ ::::(-;;゙#,,)::::
(__ ) 〜__):::: ::::([llll|]と;|::::
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ :::: |;_;;;;;;):::::
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ::::U ¥::::
だから、こんなとこでこんなことのために
彼らを思い出す曲を絶対弾きたくないんだ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 57 名前:(50/66):04/10/27 22:05:58 ID:DNqZuo56
- :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
過去の栄光も消え果て、あの店で落ちぶれ果てていた彼女が
俺に大事な曲を教えてくれなかった理由 ────
∇
≡≡
∩ [] U =− ∧ ∧
/ ̄\ (−"*,)
/ \ *・゚ ヽ ∧ ∧
/ \ ) ( ,,)
/ \ と |
 ̄ ̄ ̄ ̄ \┳┛ | )
今ならなんとなくわかる気がするよ…。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 58 名前:(51/66):04/10/27 22:06:29 ID:DNqZuo56
-
──── 戦後40年、
俺達みたいなことを生業としてる奴もだいぶ減った。
♪ ♪
∧_,,,
♪ ,,,_ζ (゚-;;゚#) ♪
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
(;;';;_;;; ;;)~ U"¥
∧_∧ ∧_∧
( ) ( )
( ) ( )
いい加減に消えろという視線の通行人はいつものようにいるが、
俺達に感情移入して一緒に泣くような客はもうとうに現れなくなった。
- 59 名前:(52/66):04/10/27 22:09:52 ID:DNqZuo56
-
そのかわり、数が減ってきた俺達を珍しいモノ扱いする客も出てきた。
♪ ♪
∧_,,,
♪ ,,,_ζ (゚-;;゚#) ♪
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
ハハ (;;';;_;;; ;;)~ U"¥
( *゚o)
(_)
目の前にいる、この少女も俺達を見て驚いているようだ。
でぃを見たのは初めてかい?
- 60 名前:(53/66):04/10/27 22:10:21 ID:DNqZuo56
-
ほら、普通の子供なら怖くて逃げ出すよ。
君も逃げたらどうなんだい?
♪ ♪
∧_,,,
♪ ,,,_ζ (゚-;;゚#) ♪
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
ハハ (;;';;_;;; ;;)~ U"¥
( *゚-)
(_)
一曲終わっても彼女は俺達を凝視したまま。
∧_,,,
,,,_ζ (゚-;;゚#)
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
ハハ (;;';;_;;; ;;)~ U"¥
( *゚-)
(_)
- 61 名前:(54/66):04/10/27 22:10:48 ID:DNqZuo56
-
俺は彼女を構ってみたくなった。
次に俺が弾いたのは子供なら誰でも知ってる童謡。
おじさん、こういう曲も弾けるんだよ。
♪
ノ
∧_,,,
,,,_ζ (゚ー;;゚#)
Σ (#*;;-*) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
ハハ (;;';;_;;; ;;)~ U"¥
( *゚-)
(_)
- 62 名前:(55/66):04/10/27 22:11:12 ID:DNqZuo56
-
すると、彼女は笑顔でその童謡を歌い出した。
♪ ♪ ♪
∧_,,,
♪ ♪ ,,,_ζ Σ (゚o;;゚#) ♪
Σ (*-;;*#) ([llll|]と|
♪ |;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
ハハ (;;';;_;;; ;;)~ U"¥
( *^ヮ)
(_)
- 63 名前:(56/66):04/10/27 22:11:32 ID:DNqZuo56
- :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
♪
日 ▽ U Y 目 ∧_∧ ¶....| 日 ♪
三三三三三三三三( ・∀・)三三三三
∧_∧[] ◇ (i ヽ/ l) ∇ ∧ ∧ ♪ ♪
 ̄(,, ). ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (っ゙*,,) ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ∧ ∧ ♪
_( つ▽________*・゚ ヽ____ (−゚ ,,)
(__ ) (__〜 ([llll|]と|
━┳━ ' . ━┳━ ━┳━ ━┳━ | )
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ U U
あぁ、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 64 名前:(57/66):04/10/27 22:11:54 ID:DNqZuo56
-
とうの昔に忘れてしまったと思ってたのに
♪ ♪ ♪
:∧_,,,:
♪ ♪ ,,,_ζ :( -;; #): ♪
(*-;;*#) :([llll|]と|:
♪ |;;';; ;U、 :|;_;;;;;;)
ハハ (;;';;_;;; ;;)~ :U"¥:
( *゚ヮ)
(_)
あの時の感覚が、あの時彼女に初めて歌って貰った時の感覚が蘇る。
- 65 名前:(58/66):04/10/27 22:12:26 ID:DNqZuo56
-
何年こうしていても虚しかった理由。
施しを貰っても、泣いて感謝されても虚しかった理由。
♪ ♪
♪ ♪ ♪
∧_,,,
♪ ♪ ,,,_ζ ( -;; #) ♪
(*-;;*#) ([llll|]と|
♪ |;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
ハハ (;;';;_;;; ;;)~ U"¥
( *゚ヮ)
(_)
俺は ────
歌って欲しかったんだ。
- 66 名前:(59/66):04/10/27 22:12:48 ID:DNqZuo56
-
俺の演奏に合わせて、誰かに歌って欲しかった。
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< 探したのよ、こんなとこにいたの! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
∧_,,,
,,,_ζ (-;;゚#,,)
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
ハハ (;;';;_;;; ;;)~ U"¥
(゚-゚*)
(_)
- 67 名前:(60/66):04/10/27 22:13:17 ID:DNqZuo56
-
┌───────────────────
|おじちゃん達の邪魔しちゃダメでしょー!
|本当にスミマセンでした、
|さぁ、帰りますよっ!!
└────v──────────────
∧_,,,
,,,_ζ (-;;゚#,,)
∧ ∧ (*-;;*#) ([llll|]と|
( ) |;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
と つ ハハ (;;';;_;;; ;;)~ U"¥
ヽ )((゚o゚*) IIIII
(/"ヽ) (_)
まもなく少女の母親が現れて、俺達に少し多めの金を置いて
慌てて少女を連れ去っていった。
- 68 名前:(61/66):04/10/27 22:13:57 ID:DNqZuo56
-
父親が吐き捨てるように言うのが聞こえた。
┌───────────────────
|童謡で子供につけこむなんて、
|最近のでぃは性質が悪すぎるんじゃないか?
└──y────────────────
いくら金が集まらないからって
∧_,,,
,,,_ζ (゙-;;゙#)
(*-;;*#) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
(;;';;_;;; ;;)~ U"¥
IIIII
…あぁ、安心してくれ。やっぱりもうここでは軍歌しか歌わないから。
- 69 名前:(62/66):04/10/27 22:14:26 ID:DNqZuo56
-
そして、戦後の40年間、今じゃほとんど
たった一人の家族のように暮らしてる
盲目のびぃに初めてこう尋ねられた。
┌──────────┐
| |
| おまえ、 |
| └───────────
└──────┐
| 音楽が好きなのか?
|
└──────v─────────
∧_,,,
,,,_ζ (-;;゚#,,)
(#*;;-*) ([llll|]と|
|;;';; ;U、 |;_;;;;;;)
(;;';;_;;; ;;)~ U"¥
IIIII
- 70 名前:(63/66):04/10/27 22:14:50 ID:DNqZuo56
- ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::| べつに…。 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::\_________/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 71 名前:(64/66):04/10/27 22:15:50 ID:DNqZuo56
- ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::.::::.γ⌒ヽ::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::
:.:.:.:.:.:ヽ___ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:.
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
…湧き上がってしまった狂おしいほどの感情。
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. . . . _,, :
/⌒ヽ/⌒\ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. . . . ∧_,,, _,,. : ''"^
"""" .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. . . . ( ;;; ;;;;) _,. : ''"^ ゛
。。 ュュュ....... ュ ,,:;;::::::: [iと;; ;;| ゛ ~
田 ユュュ゚ _,,. : ''"^:::::... _ _ _ , ...: _,. |;_;;;;;;) ゛ ~ _゛''
エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ _,,. : ''"^ ¥U _゛ "~" " ..
_,,.. -‐| |l.~´ _-.=.._... =‐._.| |l.__.-.=-.._--=-_| |l .ー_,. : ''"^ ゛ ... ";;;;;;;;; ゛゛ ゛ '''' ”
::, ~~ ~-  ̄ -  ̄ _~~_~ _ ̄ _ ̄- ~_,.~ ''"^ _ ゛ " ゛ _ ";;;;;;;;;;;;;;_ ~ , ’””
:::::::........ ...:._,. : ''"^ ' ,,,,, "".....~~ ,;;;;;;;;;;;;;;;,’, ’;” ”
過ぎ去った日々。帰らぬ人々。戻らぬ我が肉体。
封印してきた全ての哀愁を乗せて奏でる
夜空だけに向けた調べ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 72 名前:(65/66):04/10/27 22:16:26 ID:DNqZuo56
- ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
秋の虫達よ、川の蛙達よ、
リーン
リーン… /⌒
//⌒
iiWw,,,,,, \WWiiw//
`""´``''''´" """'''"`''''''""'´"`'''''"" ''''
おまえ達だけでいいから
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
- 73 名前:(66/66):04/10/27 22:16:47 ID:DNqZuo56
- ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::♪:::::::::::::::::::::::
::::.::::.γ⌒ヽ::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::
:.:.:.:.:.:ヽ___ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:.♪. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:.
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
♪
♪
o _ __。 r―−‐ ‐ ┐
: :: ::::。i____≠。 i :: :::::::: :: o +__ _ _o ♪
: :: ::::|-liDllliii_| 。 i ;; ;;;;;;; 。__。o__ _o. i::::: :: : 。 。 ♪ リーン
: :: ::::|=|iD|||iii_| o 。 +.「≡≡l| ::: ::。 !:::。.:: :::: 「 ̄ ̄匸l ___ _ _,, :
┌┐+.:゚.|=|iDllliii_| li ̄==l‐‐ |:≡≡l|___。 ::| ̄三l 「⌒l |ヒ三三. ∧_,,, : _,,. : ''"^
「 三|-┐ i_ 。i r‐┐ ==| r──┐l| ミr─┐ 三|:-|ヒ1!__lli三三 ( ;;; ;;;;) _,. : ''"^ ゛
。。 +..。p 。+。..p「~ 。。p|+..。 .p..。+。 p。+..。.p.。 | +p..。. + p「。゚。p [iと;; ;;| ゛ ~
ヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱ _,. : |;_;;;;;;) ゛ ~ _゛''
~ ̄ ̄|「7 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|「7 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|「7 ̄ ̄ ̄ ̄_,,. : ''"^ ¥U _゛ "~" " ..
_,,.. -‐||[l.~´ _-.=.._... =‐._.||[l.__.-.=-.._--=-_||[l .ー_,. : ''"^ ゛ ... ";;;;;;;;; ゛゛ ゛ '''' ”
::, ~~ ~-  ̄ -  ̄ _~~_~ _ ̄ _ ̄- ~_,.~ ''"^ _ ゛ " ゛ _ ";;;;;;;;;;;;;;_ ~ , ’””
:::::::........ ...:._,. : ''"^ ' リーン ,,,,, "".....~~ ,;;;;;;;;;;;;;;;,’, ’;” ”
おじさんと一緒に歌わないか?
::::.._,. : ''"' "" ,,,,, "".....~~ ゛ ~ _゛ 〜 糸冬 〜
- 74 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/27 22:38:00 ID:PE1EY0ms
- ttp//cx.sakura.ne.jp/~s_kou_2/g_data/gift/3-2tokou_2.swf
- 75 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/27 22:56:26 ID:p3r4Qf/L
- 新スレ乙〜。
なんかしんみりしちゃったよ。
救いのない話だけどそこがいいのかもね。
- 76 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/27 23:28:30 ID:nsEH/+Ak
-
ミッチャン(*^ー゚)b グッジョブ!! です
いつもど真ん中のつぼをつく話ばかりなので楽しみにしてます
関係無いけど>>2のAAをパット見した時
パンチパーマかけた蜂に見えたわしは末期でしょうか…
>>2を見てなんとなく連想してしまったコピペ改造AA
/(((i((i()i
( ・∀・) 蜂なめんなよ
( 〓) 刺すぞこら
UU
::::::
::::: 意味不明でごめんなさい
:::::
- 77 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/27 23:42:25 ID:2cL2DBQ2
- 新スレ乙です
タイトルをみてエロい想像をした俺は・・・orz
- 90 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/28 15:33:51 ID:SMWojbvw
- 俺が昔、アコーディオンやってた頃
兄貴はRADEONだった。
姉貴は潟Mデオンで
親父は三菱のディオンだった。
わっかるかなぁ?
- 91 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/28 17:36:26 ID:FcKbkHmw
-
ワカリマセン
/恥ヽ /恥ヽ ワカリマセン
('д`*) (*'д`) /恥ヽ モウコナイデクダサイ
∨) ( 八) ('д`*)
(( 〉 〉 ノノZ乙
- 98 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/28 19:32:56 ID:r/c6OOkk
- >66枚組の大作
良かった。子供じゃこの作品の味はわからないかもね。
- 99 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/28 20:45:10 ID:TBKX7zFC
- タコさんウインナー。
- 100 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/28 20:48:24 ID:rz9Z+Dq2
- >>74
はなに?
- 101 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/28 21:50:05 ID:wW9M7H9F
-
┌─────────────────────────────
|>>77
|自分で自分を慰めるしか道のなくなった男の話だからねー。
|「ノスタル自慰」という古典ギャグな題名が脳裏をよぎったら、
|もう他のが思いつかなかったんだよっ。
└────v─────────────────────────
|け、けどね、普通の人ならドキッとするわよ。
└────y───────────────
。 。 。 。
∧∨∧ ∧∨∧
⊂ヽ( ・∀・ ) (´∀`; )/つ
<;;'''''''''';;> ∩'v''''と)
(〓〓〓) (〓〓〓>
(__)_) U U
- 102 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/28 21:50:34 ID:wW9M7H9F
-
┌─────────────────────────────
|しかし常にエロいことばかり考えてる>>77は世の中にとって害悪だな。
|もうちょっと地球に優しい人材になってもらわねばならん。
└────v─────────────────────────
。 。 。 。 キャッ
∧∨∧ ∧∨∧
⊂ヽ( ・∀・) (iii´Д`)/つ
<;;'''''''''';;> ∩'v''''と)
(〓〓〓) (〓〓〓>
(__)_) U U ハァハァ /77ヽ 彡
(´Д`*)⌒z ヘコヘコ
""""""""""""""""
【エコロ自慰】
大地に穴を掘って交わり、不要タンパクを直接自然に戻す。
ティッシュを使わないので地球資源にも優しい。
- 103 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/28 21:51:04 ID:wW9M7H9F
-
┌─────────────────────────────
|末期の世界が見える>>76には
|どうせならもっと楽しげな夢をみさせてやろうじゃないか。
└────v─────────────────────────
。 。 。 。 イヤーン
∧∨∧ ∧∨∧
⊂ヽ( -∀-) ∩Д∩*)/つ
<;;''''''''∩; `;;''v'''`';;
(〓〓〓) (〓〓〓>
(__)_) U U
::/76ヽ::
::( *):: シュワワワ〜
::/ ヽ)::
::(__,,)コ::
【ファンタ自慰】
甘い香りと炭酸の刺激を持つ某飲料にその身をひたして楽しむ。
グレープ味がお薦め。
- 104 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/28 21:51:38 ID:wW9M7H9F
-
┌────────────────────────────────
|ん、凝りたくなってきた。次は近未来科学チックな物語で
|【バイオテクノロ自慰】、自慰のためだけに開発された生体、その名も…
└────v────────────────────────────
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ______________
[[|l_________l_____________l___________l_______
|||
________ ||| 。 o
|┌───┐ … | | ____ .||| 。
|│ | 目 | | || ̄ ̄ ̄|| | ||| 。 :::::::: ゴゴゴゴゴ…
|| | 目 | |_||___|| | ||| :::/:::::ヽ:::
|└───┘ ○ |_|□□||目∞|| | ||| ::(::::::::::):::
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ./∴¨ ∞.ヽ /| | ||| ::ノノZ乙:::
|: ⊂⊃ :| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | . | | [[||l二二二二二二二二二二二二二
|_____| |_____ |(((ニニニ\______________
//.| 。 。
// |_ ∧∨∧ 。 。
// /::( ・∀・)/つ ∧∨∧
| | ./:::と;;'''''''''';; (Д` ,,;;;)/つ
|_|/::: /(〓〓〓) ;;v'''''U';;
| ̄ ̄ ̄|/し(二二) (〓〓〓>
|_| ̄|_|| ,_| |_、 U U
┌──────────ヘ─────────
|はいはい、オヤジギャグは3回まで。
└───────────────────
>>100 俺も見てないからシラナーイ
- 111 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/29 19:47:58 ID:UoRbsbBO
- ひゃっほぉぉ、みっちゃんの新スレみっけー!
うれしいなー
- 112 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/29 22:28:14 ID:vzu7dAyV
- タコさんウインナー
- 120 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/31 00:03:09 ID:x//+/bLm
- __
。 。 │ l二) T γ⌒ |/
∧∨∧ │ |\..⊥ ヽ_ |\ OR
⊂ヽ( ・∀・ )っ i7 . l\ __ '⌒)
;''''''''';;つ⌒'⌒ヽ⌒<⌒`> │ l二)..l二 ∧ .‐┬‐ 「
(〓〓 { ▼ { } ▼ (*゚ヮ゚)'). │ |\_ |_ ノ ̄\ |. ・
(__)ヽ. `v-v-v'´,.ノU'''''';'
`ー'ー'ー'´.<O〓)つ
新スレおめ。
- 121 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/31 00:14:19 ID:wqdwRvnj
- >>120
和訳すると、「マンセーくれなきゃネンタクするよ」?
- 145 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/31 21:23:07 ID:Ve6c+CR1
-
┌──────────────────────────
|>>120
|なるほど、ハロウィンか。ちなみにこれが普段着の俺の写真。
|ttp://www.costume-super.com/rb/child/81139.jpg
└─────v─────────────────────
。 。
∧∨∧ ____
⊂ヽ( ・∀) |ギコ&シィ |
;;''''U''''';;つ□ |ケコーン式 |
((( (〓〓〓) |二次会 |
し(_)  ̄ ̄| ̄ ̄
- 146 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/31 21:23:39 ID:Ve6c+CR1
-
┌──────────────────────────
|ところでこのハロウィンの日に行われるケコーン式の二次会は
|「ぜひ仮装で出席して下さいw」だって。
|そういう主旨なら俺も蜂ん子衣装のまんまで行っとくべきだよな。
└───────────v───────────────
。 。
____ ∧∨∧
|ギコ&シィ | ⊂ヽ(・∀・ )
|ケコーン式 | と;''''''''';;つ
|二次会 | (〓〓〓)
 ̄ ̄| ̄ ̄ (__)_)
┌───────────────────────────────
|おまたせ〜ってなんだよ、おまいら誰も仮装してないじゃんっ!!
└────v───────────────────────────
|遅いわよ、ギリギリ。
└────v─────
⊂⊃
/⌒\
。 。 て 。 。 。 。 <)二<>二(>
∧∨∧ て ∨∧ ∧∨∧ | |
⊂ヽ( iii・∀・) (ー゚*,) (´−` ) | |
と;''''''''';;つ U^y^) U~~~@) (∀・ ,,)
(〓〓〓) <__| <__,,ゝ と<V> つ
(__)_) (/ U (/ U (_(_)
┌──────────────────ヘ────────
|アハッ、こいつマに受けてホントに仮装して来ちゃったよ。
└──────────────────────────
- 147 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/31 21:24:17 ID:Ve6c+CR1
-
┌───────────────────────────────
|仮装で来いって書いてあったじゃん、あ゙〜〜帰って着替えてくる〜
└─────v──────────────────────────
|もう時間ないんだからそのままでいいじゃない。
└───v───────────────────
⊂⊃
/⌒\
。 。 。 。 。 。 <)二<>二(>
∧∨∧ ∨∧ ∧∨∧ | |
(T∀T )/ (ヮ^*,) ( ´−`) | |
と;''''''''';;つと(^y^)つ U~~~@) (∀- ,,)
(〓〓〓) <__| <__,,ゝ ∩<V> つ
(_)`J (/ U (/ U (_(_)
┌──────────────────ヘ────────
|そんなのお笑い好きのギコのジョークに決まってるだろ、
|けどおまえみたいに騙されて来る奴もパーティーの彩りだ、
|その格好で参加してやれ。
└──────────────────────────
- 148 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/31 21:24:41 ID:Ve6c+CR1
-
┌────────────────────────
|会場でも仮装してるのって、たった独り俺だけじゃん、
|恥ずかしすぎて氏にたいよ。
└─────v──────────────────────────
|大丈夫。皆笑ってるから。
└───v───────────────────────
|俺なら決して受けたくない系統の笑いだけどな。
└─────────v───────────
⊂⊃
。 。 。 。 /⌒\
。 。 ∨∧ ∧∨∧ <)二<>二(>
∧∨∧ (ー^*) (´−` ) . | |
⊂ヽ( iiiT∀T) /(^y^)ヽ (~~~@U | |
;;'''''''つつ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀^ )
(〓〓/ \V> (
//=======================ヾ
|| ||
|| 新郎新婦の登場で〜す ||
|| ||
ヾ=======================//
- 149 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/31 21:25:03 ID:Ve6c+CR1
-
┌─────────────
| ……。
└──v──────v────
∩ ∩
| つ ⊂|
∧ノ~ ! ,'っ _c,!
ミ| ・ \ ⊂/ ・ \
ミ| ... '_) | __,,▼
ミ| (;゚Д゚) |・ (;゚ー゚) 。 。
| (ノ |) | (ノ |) ∧∨∧
| | |・ ・ .| Σ (∀・; )/つ
人.._,,,,ノ ι・,,__,ノ ;;''''''''''U 。 。
U"U U"U / ̄⊂⊃ ̄ ̄ ̄ ∨∧
/ /⌒\ Σ (−゚;,,)
/ <)二<>二(> 。 。
/ | | ∧∨∧
| | (−` ,,)
Σ (∀・; )
- 150 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/31 21:25:34 ID:Ve6c+CR1
-
┌───────────────────────────────
|や、やあ蜂谷、おまえはちゃんと仮装して来てくれたんだ〜。
|苗字にちなんで蜂か。やるなぁ〜。
└─────v──────────────────────────
|あはは、おまえ達こそウマとシカで「馬鹿ップル」ってかぁ〜?
|あいかわらずアフォなギャグ飛ばしてるなぁ〜。
└──v────────────────────────────
( マジだったのか…。やべぇよ、参加者一同で
) 蜂谷以外誰も乗ってやらなかったって、
( こりゃいくらなんでもサム過ぎるな…。
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
⊂⊃ o
∧ノ~ アハハ 。 。 。 。 /⌒\ 。
ミ| ・ \ 。 。 ∨∧ ∧∨∧ <)二<>二(>
ミ| ... '_) ∧∨∧ (゚−゚iii) ( ´−` ) . | |
ミ| (,;^Д) (^∀^; ) /(^y^)ヽ (~~~@U | |
| (ノ |つ ;;'''''''つつ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀-iii )
∩ ∩ | (〓〓/ 。 \V> (
| つ ⊂| o
! ,'っ _c,! ||||||||| ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
⊂/ ・ \ ||||||| ( 新婦泣いてるよ…。きっとお笑い好きの新郎に )
| __,,▼ ||||| ) 無理強いさせられたのね、一生の晴れ舞台の日に (
|・ (iiiT-T) シクシク ( なんてお気の毒な…。 )
| ∩ ∩ ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
- 151 名前: ◆/D8/honey2 :04/10/31 21:26:22 ID:Ve6c+CR1
- ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::.::::.γ⌒ヽ::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::.::::
:.:.:.:.:.:ヽ___ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:. .:. .:. :. .:.
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
┌─────────────────
|…なぁ、俺がいてよかったと思う?
└────v────────────
| 全てが微妙。
└─v────────
⊂⊃
/⌒\
。 。 。 。 。 。ハァ… <)二<>二(> いやぁ
∧∨∧ ∨∧ ∧∨∧ m | | ある意味
⊂ヽ( T∀T) (ー^;,) ( ´Д`) ノ | | 面白い体験だった
(( ;;''''U'''';U U^y^) U~~~@) ( ・∀・)
(〓〓〓) <__| <__,,ゝ ) <V>(
し(_) (/ U (/ U し'(_)
〜 蜜子 永遠の24歳 10月31日の日記 〜
誰よりも高く飛べるよう、ジャンプの訓練は怠らなかった。
緻密に計算していい場所を陣取った。
周りの娘共にも牽制して睨みをきかせておいた。
なのにどうして式では花嫁のブーケがキャッチできなかったの、私…。
- 152 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/10/31 21:44:14 ID:3uJ4jeap
- 蜜子さん無表情だと思ったらずっとブーケの事考えてたのかいw
でもそんな蜜子さん(*´Д`)ハァハァ
- 153 名前: ◆JIEN8OsJPA :04/11/01 00:01:19 ID:8yhfic3j
-
こんな痛いやつもいるカモしれん
┌──────────────
|ギコ&シィ さんのケコーン式2次会
|会場はこちらでしょうか?
└────v─────────
,.....,
γ::.::ヽ
,.ィニニ’:::::::::;::;:i
`~~`丶i::::::::ィ
゙i ::.. `,_ ;;: -ニ==;:,,,,、,
(\__/) ゙l;;;: :::':,,,,, ';;;; ;;'"'''- .,
(.;´∀`) l':ミ゚Д゚ミ"'''-,,,_,;;_;;..,,__';;;: ;::フ
( <V> つ____ (( と;;;;;; ::.::::.... . フ:彡;'
| | | .| | ヽ,,、;:,::::: ::: ;,,.;:;'';'"
(__)_) | | "゙'∪∪''"~゙
┌─ヘ────────
|ギコ様の式は昨日
|行われてますが・・・
└──────────
- 164 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/01 14:09:35 ID:18vbYuGg
- >>149
ワロタw
新婦が可哀相だw
蜜子さんは永遠の24才か。
んじゃほんとうは幾つなんだろう?
- 193 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/01 17:53:41 ID:mvpa6ypx
- オクトパスウインナー。
- 202 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/07 21:33:57 ID:VPSKOJsN
- test
- 203 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/07 22:21:46 ID:4dld3tCk
-
|
|うおっ、まるで焼け野原のようじゃぁ。
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)/ ̄ ̄
/漢 = 漢ヽ
(´д`≡ ´д`)
ノ( )、
/ |
|
|記念にラクガキでもしておこう。
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄
./漢ヽ
( ´д`)
∩∩φ))
ari参上
- 204 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/08 21:21:27 ID:YKQsudsU
- あにきんズルイや
- 227 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/09 01:09:29 ID:GyK9ueP0
- >>203 _, 、_
('д` )
_, 、_
ゴシゴシ ('д` ) これだから最近の禿は…
っ/7c )
〃 _//__く
a:.oo' 〃
- 228 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/09 01:35:02 ID:OWHO8jiU
- >>227
一瞬、下のAAをオナってるAAと勘違いした・・・
- 238 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/09 13:12:46 ID:E84OYEts
- >227
ああっ、アニキの記念真紀子が、彼の頭ように
つるつるぴかぴかになっていくぅぅぅぅうう〜・・・
- 257 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/10 12:21:56 ID:vkE9w3ft
- みっちゃん光臨キボン
- 275 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/10 22:25:49 ID:0rHG8WTQ
-
/漢ヽ
ヽ(´д` )
./漢ヽ ( ヽ
( ´д`) < \
( ∽) l二二二二二二二 l
l l |聖人君子之像|
""""""""""""""""
___)ヽ_________
|
|たしかにラクガキはいけないことじゃ。
|では芸術作品を寄贈して、このスレの
|知的さを少しでも向上させておこう。
- 276 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/10 23:07:15 ID:CE/QPoGP
-
______
ヽヤキソバン/
ヽ(´д` )
( ヽ
<ω \
l二二二二二二二 l
|聖人君子之像|
""""""""""""""""
- 287 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/11 14:04:52 ID:nsBWwNoE
- 局部まるだしの聖人君子
- 288 名前: ◆eLHzX/CLbU :04/11/12 10:01:56 ID:Jx2V/0yr
- カキカキ/恥ヽ
/恥ヽ φ('∀` )
ヽ(´д` )
( ヽ
< \
l二二二二二二二 l
|聖人君子之像|
""""""""""""""""
- 289 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/12 16:42:52 ID:KwD2nvpC
-
/恥ヽ
ヽ(´д` )
( ヽ
< ι\
l二二二二二二二 l
|adad之像|
""""""""""""""""
- 290 名前: ◆/D8/honey2 :04/11/13 23:26:32 ID:0iowPsCm
-
/漢ヽ /恥ヽ
ヽ(´д` ) ヽ(´д` )
( ヽ ( ヽ
<ω\ < ι\
l二二二二二二二 l l二二二二二二二 l
. |聖人君子之像| |adad之像|
"""""""""""""""" """"""""""""""""
┌─────────────────────
| お母様、聖人君子とはどういう意味でしょうか?
└─────v────────────────────────
|見ちゃいけません、アナタは塾に行って
|ああいう大人にならないように気をつけるんですよ。
└───v───────────────────
∧_∧
∧_∧ (’∀’iii )
(‘∀‘) と )
( ) Y 人
Uヽ) .(_)`J
>>289
「セント・セント・チンチン」めっちゃワラタを通り越して感動した!!
- 291 名前: ◆/D8/honey2 :04/11/13 23:27:00 ID:0iowPsCm
-
ダメだ、単位文字見てたけどadadを超えるモンなど見つからないw
__r牛丑 副産物で意味もなく不機嫌なオッサンできたよー
/c bf 他のパーツはなんとなくウシ関係でまとめてみました。
ヽ^ /
/ ヽ
┌─────────────────────────
| あ、それともう一つスレができています。
| 8882
|http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1099299981/
| どっちも用途は適当、流れのままに。
└─────v─────────────────────
。 。
+ ∧∨∧
/___ ___ヽ
i 何 ゝ何 |
ヽ" iヲ ノ
(〓ヽ
< \
l二二二二二二二二二 l
|真・聖人君子之像|
""""""""""""""""""""
- 292 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/11/14 00:52:21 ID:rDxQNOZ+
- 知ってたらゴメソ
【klg】おまいら!使い方を教えれ!【haf】
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/kao/1076462186/
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http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/kao/1013358333/