- 194 名前:29 投稿日:04/11/23 18:48:37 ID:1cFCzXsl
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| なあ、いつになったら掃除をやめて |
| おいらの契約を破る方法をみつけてくれるんだい? |
/\____ ________________/
/ /i/i/ |/ |/
/ /i/i/i/,|
/ /i/i/i/|/|
| ̄|/i/i/ |/|
| |/i/人从._|/
| |/|从'A`/ /\
| |/| / .(ニニニニニ/ \
| |/|/ l___ \
|_|/ l\ \ /|
/ \\ .(二二二/ |
\\| |
\L,-──-、_|
∧∧
( ´ー`| 時期が来たらね
(| Φ
| │
し 彡ミ
- 195 名前:28 投稿日:04/11/23 18:49:15 ID:1cFCzXsl
-
______
|------------|
|‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐|
|‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐|
|______|
| |
|------------|
| |
|------------|
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
( ´) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ |) < だってモラルが四六時中いないのに
〜´ ノ| | どうやって契約について情報を引き出せるってのよ
U^Uミハ \______/
| いつもこんなに出かけてるの?
\______________
- 196 名前:27 投稿日:04/11/23 18:49:46 ID:1cFCzXsl
-
┌――――――――――――──┐
|::::::::::::::::::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄|:::::::::::::::::::::::│
|::::::::::::::::::::::::::|| |:::::::::::::::::::::::│
|::::::::::::::::::::::::::|| ∧∧|:::::::::::::::::::::::│
|::::::::::::::::::::::::::|| ( |:::::::::::::::::::::::│
|::::::::::::::::::::::::::|| / .|:::::::::::::::::::::::│
|::::::::::::::::::::::::::|| 〜´ .|:::::::::::::::::::::::│
|::::::::::::::::::::::::::|| し^U |:::::::::::::::::::::::│
|:::::::::::::::::::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| :::::::::::::::::│
|::::::::::::::::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ::::::::::::: |
|:::::::::::::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|::::::::::::::│
|::::::::::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:::::::::: |
|:::::::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| :::::: |
|::::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:::::::│
|:::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|::::: |
|:| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
┴―――――――――――───┴───────────
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 女の人を追いかけてるときだけだよ ('A`) |
\__________________/
- 197 名前:26 投稿日:04/11/23 18:50:14 ID:1cFCzXsl
-
あいつの部屋を掃除するなら今のうち。
魔法はドクシファーが一手に引きうけ、下働きは全てギコエルがしてることははっきりしてるじゃない
モラルときたら娘さんを捕まえにほっつき歩いて、ファニーがあたしを食いものにしたように──
モラルなんか特に怖いと思ったことはないし、今となっては軽蔑しか感じないわよ。
|
| ∧∧
| ( ´)
| / |)
| 〜´ ノ|
| U^Uミハ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 198 名前:25 投稿日:04/11/23 18:50:36 ID:1cFCzXsl
- | お断りだね。 |
| 汚いのが気に入ってるんだからさ |
\______ ___________/
\|
| ̄ ̄ ̄ ̄|
| ∧_∧ |
|(-∀- ) |
と 〈w〉 つ
|| | |
|(__)_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(;´Д) | どこから入ってきたの?
| つ| さっき出かけたと思ったのに・・・
〜 | |
し`J彡ミ
- 199 名前:24 投稿日:04/11/23 18:51:02 ID:1cFCzXsl
-
r、 /| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| \-―/_ | | そう見せかけたのさ |
/´レフl ヽ \________/
_l__/ tr_、 r-, |_ クスッ
ヽ |\ ー' / ̄/
| | ハy^ゝ /
| ハ /ノi'ハヽ  ̄\
ヽ-' `‐'ヽi〜' 、 \
| / \ \
| | / /
| l/ /
/ l__|
- 200 名前:23 投稿日:04/11/23 18:52:19 ID:1cFCzXsl
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
│ ドクシファーがなんと言ったか知らないけれど、 |
│僕はれっきとした魔法使いだよ。魔法ができるとは思わなかったの? |
\____________ _______________/
|/
_____
| |
| ∧_∧ |
|∩・∀- )
|ヽ 〈w〉 )
|| | |
|(__)_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ムッ
( ;`-)/
| 0
〜 / |
彡ハ`J
- 201 名前:22 投稿日:04/11/23 18:52:40 ID:1cFCzXsl
-
\人_从_人__人__从人__从_人___从_人_从_人_从__人/
< だからって、あんたの城があたしが訪ねた >
< 他のどこよりも汚いってことには変わりないね >
/Y⌒W⌒YW⌒W⌒W⌒Y`⌒W⌒W⌒Y`⌒Y\
_____
| |
∧∧ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( #`-)(Д・ ) < 駄目、駄目お節介はなし
/ つう0とw〉と) \___________
〜( _つてヽ /、
(/ (_ノ _j
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ \人人人人人人人人人人人/
// < そんな、お節介だなんて!>
// / /YYYYYYYYYYYYYYYYYY\
ミ___
彡
- 202 名前:21 投稿日:04/11/23 18:53:06 ID:1cFCzXsl
-
,-─‐-、_____
⊂二、 \
しi,i  ̄| ̄ \ | ヽヽ | |
ヽ、 l \ | ├─ | |
i'つ、,\| | / | / ヽヽ |
/ヽ__/ |!// └── / /
/::::::::/
/:::::::::::/
- 203 名前:20 投稿日:04/11/23 18:53:48 ID:1cFCzXsl
-
/ ̄こんちくしょう! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| あんたのせいで破けたじゃないか! |
\_______________ __/
|/
_____
| |
∧∧| ∧_∧
( ´ー) (・Д・ )
/ つ| 0 と<w〉 )
〜( ノ ,y'/⌒ ヽ
(ノ`J (_)⌒ゝ_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄  ̄\
| 繕ったげるよ |
\______/
- 204 名前:19 投稿日:04/11/23 18:54:52 ID:1cFCzXsl
- | ああ、まただ。 |
| あんたは奴隷働きがよっぽど好きらしい |
\_____________ __/
\|
_____
| |
∧∧| ..。 ∧_∧ / ̄ね、おわかりかい? ̄ ̄ ̄ ̄
( ´-) ...+ (・∀・ ) < さぁ、下に降りてってくれよ
U | 0..*..と <w〉 ) | 僕は言い争うのが嫌いなんだ
〜´ | ..。+ | | | \______________
(ノ`J (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 205 名前:18 投稿日:04/11/23 19:06:41 ID:1cFCzXsl
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 今度こそ出かけてくるけど、二階には上がらないくれよ |
| お節介おばさん |
| それからギコエルには約束の呪文は作業台の上だって言っといて |
\___________________ _______/
\|
│ | |
│ |□ |
_ . | |緑 ∧_∧ 《》
/ /.│ |__________|__(・∀・ ) | |_____
/ /i/│ / (<w> つ| | )
/ /i/i/ |/ | | |)●(
/ /i/i/i/,| (__)_)___)
/ /i/i/i/|/|
| ̄|/i/i/ |/|
| |/i/人从._|/
| |/|从'A`/ /\
| |/| / .(ニニニニニ/ \
| |/|/ l___ \
|_|/ l\ \ /|
/ \\ .(二二二/ |
\\| |
\L,-──-、_|
∧∧
( `-)わかったから さっさとお逝き
(| |)
〜 │
U^U
- 206 名前:17 投稿日:04/11/23 19:07:08 ID:1cFCzXsl
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| あんたもどっかへ行くのかい? |
\_____ _____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|/ | あいつがいる間は行けなったとこよ |
\_______ ______/
|/
│ | ̄ ̄ ̄ ̄|
│ | |
│ | |
│ |□ |
_ . | 煤@ パタン |
/ /.│ |__________|____|___
/ /i/│ / ∧∧
/ /i/i/ |/ ( ´-)
/ /i/i/i/,| | つ
/ /i/i/i/|/| 〜' |
| ̄|/i/i/ |/| U U |
| |/i/人从._|/
| |/|从'A`/ /\
| |/| / .(ニニニニニ/ \
| |/|/ l___ \
|_|/ l\ \ /|
/ \\ .(二二二/ |
\\| |
\L,-──-、_|
- 207 名前:16 投稿日:04/11/23 19:07:43 ID:1cFCzXsl
- | |
| |
| |
| ∧∧. | まだ一度も開けてる所を見てない
| □ (` ) | 黒のとっての扉───
| 黒と |. |
| | 〜. |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ し`J ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 208 名前:15 投稿日:04/11/23 19:08:06 ID:1cFCzXsl
-
_____________
| | |
| | ∧∧ |
| |(´−`) |
| と つ .|
| | | |. |
| | U^U |
 ̄ \l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 209 名前:14 投稿日:04/11/23 19:08:57 ID:1cFCzXsl
-
外は空っぽでした。
黒くも無ければ灰色でもなく、白くもありません。
∧∧
( )
と つ
| `〜
し`J
なんにも感じられない、まったく完全な無でした。
- 210 名前:13 投稿日:04/11/23 19:11:03 ID:1cFCzXsl
- | |
| |
| |
| ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| □ (〜` ) < これ、どこよ?
| 黒と |. | | まるでお月さんの向こう側みたいじゃない
| | 〜. | \_____________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ し`J ̄ ̄ ̄
- 211 名前:12 投稿日:04/11/23 19:11:28 ID:1cFCzXsl
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| わかんないや。 |
| おいらは出口に繋げてるだけだもん。 |
| わかってるのは、この出口には誰も来ないってことだね .|
| すっごく遠いところみたいだ('A`) |
\_______________________/
│ | ̄ ̄ ̄ ̄|
│ | |
│ | |
│ |□ |
_ . | |赤 |
/ /.│ |__________|____|___
/ /i/│ / ∧∧
/ /i/i/ |/ (〜` )ふ〜ん
/ /i/i/i/,| | |)
/ /i/i/i/|/| | |
| ̄|/i/i/ |/| し´U |
| |/i/人从._|/
| |/|从'A`/ /\
| |/| / .(ニニニニニ/ \
| |/|/ l___ \
|_|/ l\ \ /|
/ \\ .(二二二/ |
\\| |
\L,-──-、_|
- 212 名前:11 投稿日:04/11/23 19:11:53 ID:1cFCzXsl
- | |
| |
パタン / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ < すぐに王様に謁見できました。王様は・・・・・・って
(,,゚Д゚) \__________________ギターが無い!
| つ |
| | |
し´U |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 213 名前:10 投稿日:04/11/23 19:12:44 ID:1cFCzXsl
- │ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
│ | また、あの女性のところだ! |
│ | もう片付いてもいいころだと思ってたのに .|
_ . | \______ _______________/
/ /.│ |_________|/____|______
/ /i/│ / ∧∧
/ /i/i/ |/ (゚Д゚,,)
/ /i/i/i/,| と| |)
/ /i/i/i/|/| | |
| ̄|/i/i/ |/| し´U
| |/i/人从._|/
| |/|从'A`/ /\
| |/| / .(ニニニニニ/ \
| |/|/ l___ ∧∧\
|_|/ l\ (д`; /|
/ \\と.(二二二/. |
\U| |
|\ \L,-──-、_|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| おたくは読み違えたね。 |
| モラルの奴、女性が手強いと知って、冷却期間を置けば. |
| 相手がなびくと考えたのさ。それだけのことだよ |
\________________________/
- 214 名前:9 投稿日:04/11/23 19:13:06 ID:1cFCzXsl
- │ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
│ | 嫌だなぁ。厄介なことになりそうだ |
│ | それなのに僕ときたら、もう分別を取り戻す頃だろうと期待していたんです |
_ . | \______ ________________________/
/ /.│ |_________|/____|______
/ /i/│ / ∧∧
/ /i/i/ |/ (゚Д゚,,)
/ /i/i/i/,| と| |)
/ /i/i/i/|/| | |
| ̄|/i/i/ |/| し´U |
| |/i/人从._|/
| |/|从'A`/ /\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |/| / .(ニニニニニ/ \ | まったくもう!二人とも
| |/|/ l___ ∧∧\ < これほどの悪事をどうしてそんな軽々しく話せるの?
|_|/ l\ (д´; /| \______________________
/ \\と.(二二二/. |
\U| |
\L,-──-、_|
- 215 名前:8 投稿日:04/11/23 19:13:38 ID:1cFCzXsl
-
僕だって平気なわけじゃないんです。
∧∧ もしそういうふうにお考えなら
(,,゚Д゚)
(| |) こんなふうにモラルさんがやたらに恋に落ちるせいで
| | 僕らがどれほど厄介な目に逢ってきたか、ご存じないでしょ。
し'U
- 216 名前:7 投稿日:04/11/23 19:14:03 ID:1cFCzXsl
-
訴えられるのはしょっちゅうで
剣をかざした元の恋人に
めん棒を持った母親に
こん棒の父親と叔父さんたちが押しかけてくるんですよ。
∩
%
∧_∧ ∧∧ ∧∧ ,,_∧ 。 | |∧∧
(Д・ ;) (Д゚;) ミ゚Д゚#彡 (゚;;-゚#)/ ((゚∀゚, )
と〈w〉 と) と とヽ ミ つ===二二フ.⊂ ⊃ ヾ とヽノ
(⌒ ノ ヽ と_)〜 ミ ミ⌒ ヽ⊂)〜 と_ )
`ゝ_) ヽ) し`ヽ,) `J \)
- 217 名前:6 投稿日:04/11/23 19:14:27 ID:1cFCzXsl
-
_ . それから最悪なのが、相手の女の子がこちらをつきとめた時ですね。
/ /.│
/ /i/│ 戸口に来て、めそめそ泣くでしょう。
/ /i/i/ |/
/ /i/i/i/,| モラルさんはすぐ逃げ出しちゃうから、僕とドクシファーで相手をしなきゃならないんだ
/ /i/i/i/|/|
| ̄|/i/i/ |/|
| |/i/人从._|/ ∧∧
| |/|从'A`/ ∧∧ (゚Д゚;)
| |/| / ゚・('A`*)・゚・。 つ
| |/|/ U U,ヽ |〜
|_|/ ⊂⊂_)〜しU
/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 不幸せな人間は嫌いさ |
| おいらをびしょびせよにするんだもん('A`) |
\____________________/
- 218 名前:5 投稿日:04/11/23 19:14:56 ID:1cFCzXsl
- / /i/│ / ∧∧
/ /i/i/ |/ (゚Д゚,,)
/ /i/i/i/,| と| |)
/ /i/i/i/|/| | |
| ̄|/i/i/ |/| し´U
| |/i/人从._|/
| |/|从'A`/ /\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |/| / .(ニニニニニ/ \ | ねえ、はっきりさせたいんだけど
| |/|/ l___ ∧∧\ < モラルは可哀相な女の子たちをどうするの?
|_|/ l\ (д`; /| │聞いた話じゃ、心臓を食べて魂を盗むそうだけど
/ \\と.(二二二/. | \______________________
\U| |
\L,-──-、_|
- 219 名前:4 投稿日:04/11/23 19:15:26 ID:1cFCzXsl
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| あなたは〈がやがや町〉の人ですね |
| 初めて空中の城を人前に出した時、モラルさんに言われて |
| 悪い噂を流しにいきましたから。 |
| 叔母さんたちの言いそうなことですが、あくまでも言葉の綾です|
\__________________ _____/
|/
/ /i/│ / ∧∧
/ /i/i/ |/ (゚Д゚,,)
/ /i/i/i/,| と| |)
/ /i/i/i/|/| | |
| ̄|/i/i/ |/| し´U
| |/i/人从._|/
| |/|从'A`/ /\
| |/| / .(ニニニニニ/ \
| |/|/ l___ ∧∧\
|_|/ l\ (д`; /|
/ \\と.(二二二/. |
\U| |
\L,-──-、_|
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| モラルは移り気なのさ |
| 女の子に興味を持っているのは、相手が恋に落ちるまでだね |
| 相手がモラルに惚れたとたん、もうどうでもよくなるわけ |
\_________________________/
- 220 名前:3 投稿日:04/11/23 19:15:49 ID:1cFCzXsl
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| それまでは分別を期待しても無理です。僕はいつだって |
| 女の子がモラルさんに降参する瞬間を待ち望んでますね .|
| 機嫌がずっとよくなるから |
\_________________ _____/
|/
/ /i/│ / ∧∧
/ /i/i/ |/ (゚Д゚,,)
/ /i/i/i/,| と| |)
/ /i/i/i/|/| | |
| ̄|/i/i/ |/| し´U
| |/i/人从._|/
| |/|从'A`/ /\
| |/| / .(ニニニニニ/ \
| |/|/ l___ ∧∧\
|_|/ l\ (д`; /|
/ \\と.(二二二/. |
\U| |
\L,-──-、_|
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| むこうがモラルの居場所をつきとめないかぎりはね |
\_________________________/
- 221 名前:2 投稿日:04/11/23 19:16:16 ID:1cFCzXsl
- | だけど、あいつだって偽名を名乗るくらいの頭はあるでしょ、いくらなんでも |
\________________ _____________/
|/
∧∧
r――――――(´−` )――ー 、
l と ) l
l⌒l ノ ,) l⌒l
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄しレ ̄ ̄ ̄ ̄ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ,,゚Д)< ああ、いつも偽名ですよ
(| つ | 偽名とか、変装とか大好きだから。求愛していない時でもやってます
〜| |. | ポートヘイヴンでは魔術師ジェンキン、キングズベリーでは魔法使いペンドラゴンでしょ
し´U | 空中の城では恐怖のモラルですが。気づいてなかったんですか?
\_____________________________________
- 222 名前:1 投稿日:04/11/23 19:16:43 ID:1cFCzXsl
- | それにしたって、片っ端から女の子を不幸せにするなんて、悪さそのものじゃない |
| 残酷だし、なんの得があるのよ |
\________________ ________________/
|/
∧∧
r――――――(´−` )――ー 、
l と ) l
l⌒l ノ ,) l⌒l
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄しレ ̄ ̄ ̄ ̄ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(,,゚Д゚)
(| |)
〜| |
し´U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| そういう性格なんだね |
\__________/
\人/从/し´
バタン て
ヽ\
10章 そのオトコふしだらにつき 【完】