- 83 名前:sisiter ◆oa0dKzGpOg 投稿日:04/12/21 20:04:38 ID:pIFQQ1xV
-
二二二二二二
|| || ||
|| /|| ||
|| //|| ||
|| / || /||
|| / ||/ ||
|| /|| ||
二二二二二二
ザク ザク ザク
∧∧
ll(´−`)
___ (`i )__
|| / lフ({))) )))\ ||
||__ / ( o o )\ __||
|| / \ ||
|| l二二二二二二二二二二二二二二l ||
- 84 名前:30 投稿日:04/12/21 20:05:14 ID:pIFQQ1xV
-
( また カカシかしら
ヽ_ _ _ _ _ _
0
ο
∧∧ 。
(゚−゚li)
____ | と)___
|| / lL {))) ))))\. ||
||__ / |/ ( o o )\ __||
|| / \ ||
|| l二二二二二二二二二二二二二二l ||
人
`て
そ
バタン
- 85 名前:29 投稿日:04/12/21 20:06:11 ID:pIFQQ1xV
-
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
ギコエルだったの |
おかえr\人_人_人_人_人_人_人_人人_人_人_人/
< >
< 全て大丈夫だったんです! >
< レティーは僕を愛してる!!! >
< >
/Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y`Y´Y´`Y´`Y´Y`Y\
∧∧
(´ー` )
_____(つと)___
|| / lL {))) )))\. ||
||__ / |/ ( o o )\ __||
|| / \ ||
|| l二二二二二二二二二二二二二二l ||
∧∧ __
(, ゚)|cake|
-- / つ─‐┘
---- 〜 つ
=== (_/´
- 86 名前:28 投稿日:04/12/21 20:06:42 ID:pIFQQ1xV
-
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
レティーはモラルさんに会ったこともないって |
なんかの間違いだったんです |
______ ______________/
\|
_ _
∧∧ ∧∧ ヽ
( ^д)(д゚;)⌒γ〜 ヾ
| つとと__,ノヽ) l l
〜| i ノ ノ
U U -=≡=- //
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄\
| ちょっと、手を離しとくれ! |
| それに、少しは説明して欲しいね |
\______________/
- 87 名前:27 投稿日:04/12/21 20:07:17 ID:pIFQQ1xV
-
| イヤッホー
レ─────
∧∧∧∧
(!li゚o゚)Д^ )
| つと |
〜ヽ_⊃ ノ〜  ̄ 、
し´ ヽ
r──―|||―|||―──―‐、 \
l || || l l ´  ̄ 、
l⌒l ヾ从/,/ l⌒l i / ヽ
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | r´ \//
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 88 名前:26 投稿日:04/12/21 20:07:46 ID:pIFQQ1xV
-
昨日は、あなたがモラルさんの髪の色を
青く染めてくれればよかったのに!と思ってましたよ
もうどうでもいいですけど。
モラルさんの言い方、わかるでしょう?
向こうが惚れたとたん、他の娘さんたちと同様今度も振るだろうと僕にはわかりました
そして、その犠牲者が僕のレティーだと知ったとき、僕は・・・
__________ _______________________
\|
: ∧∧; うぅ ∧∧
r‐;(;゙〜゙):―――─(Д^,,)――‐‐、
| ;lつ; つ; と と ) l
l⌒l ヽ_ つつ: /と ノ l⌒l
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄し ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
だけど、他に好きな人がいるという話だったので、僕のことだろうと思いました
だから今日、 <がやがや町> へとんでいったんです。
そしたら何もかも大丈夫でした。モラルさんの追いかけてる女性は同名の別人です
レティーはモラルさんに会ったこともないって言うんですから
- 89 名前:25 投稿日:04/12/21 20:08:15 ID:pIFQQ1xV
-
ちょっとはっきりさせようじゃないの
あんたが言ってるのは、<チェザーソ>のパン屋で働いている
レティー・ハッシィーのことなのね?
______ ________________________
|/
∧∧ ∧∧
r‐(;'A`)―――─(д^*)――‐‐、
| (つ つ (うと ) l
l⌒l (_ つ /と ノ l⌒l
|  ̄J ̄ ̄ ̄ し ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そうですよ
レティーがあそこで働き始めてから、ずっと好きだったんです。
レティーも好きだと言ってくれたときは、もう信じられなくって
- 90 名前:24 投稿日:04/12/21 20:08:47 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| お祝いに <チェザーソ> のケーキを買ってきました。どこに置いたっけ・・・
\__________________ ____________
\|
∧∧ ∧∧
r‐‐(´ー`)―――――──―‐、 ( ゚)
| l( つ l ⊂ つ
l⌒l ( ヽ l⌒l 〜 つ
|  ̄しU ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | し´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 91 名前:23 投稿日:04/12/21 20:09:08 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| あんたはいくつだっけ
\_____ ___/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|/ | このあいだの五月祭で十五歳です
| ドクシファーが城から花火を打ち上げて祝ってくれましたよ。
| ね、ドクシファー?
∧∧ \_________________ん?寝てるのか___
r‐‐( ´)っ―――――─―‐、
| l( ノ l
l⌒l ( ヽ l⌒l
|  ̄しU ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 92 名前:22 投稿日:04/12/21 20:09:48 ID:pIFQQ1xV
-
婚約するには若すぎると思ってらっしゃるんでしょうね
えぇ、あと三年は徒弟奉公をしなきゃなりません。レティーはもっと長くです
でもいっしょになると約束したんです。
二人とも、待つのは苦にならないんです
∧∧ ∧∧
(*゚Д゚) ( *)
| つつ と と |
〜 | | |〜
し`J U U
- 93 名前:21 投稿日:04/12/21 20:10:14 ID:pIFQQ1xV
-
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
でも、その・・・・ほら・・これからまだ変わるかもしれないね .|
見た目だって、この一、二年のうちに変わるかもしれないよ |
__________ _____________/
|/
∧∧ ∧∧ __
(;´-`) ( ゚Д゚)|cake|
(| つ (| つ─‐┘
〜 | 〜| |
し`J U U
/|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 僕らの年頃ではしじゅう変化してますよ。二人とも心配してません
| いつだってレティーはレティーです
\___________________________
- 94 名前:20 投稿日:04/12/21 20:10:47 ID:pIFQQ1xV
-
とにかくマーサについては、これで一安心。
モラルに降参しないでいるなんて、しっかり者のレティーらしいこと。
でも、マーサのふりをしてるはずのレティーが秘密を打ち明けたのなら
モラルのことを少しは好きなのかもしれない・・・
∧∧
( ´-`)
(| |)
〜 |
し`J
- 95 名前:19 投稿日:04/12/21 20:11:09 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| そんなに心配しないで
| お土産のケーキをあけてくださいよ
\_____________ ___
\|
∧∧ ___ ∧∧
(;´ー`) |cake(Д^ )
|つ つ └─‐と )
〜 | | |〜
U U U`U
- 96 名前:18 投稿日:04/12/21 20:11:43 ID:pIFQQ1xV
-
箱をあけながらソフィーは、ギコエルが本当に好意を見せてくれていると
今さらのように気づきました。もう災害とは思ってないみたい。
あぁ、よかった。
ギコエルに、レティーとマーサとあたしのことを打ち明けよう
縁組しようという相手の家族のことなんだから、知らせてあげるのは当たり前・・・・
_________
|| / lL {))) )))\ ||
||__ / |/__ ( o o )\ __||
|| / ∧∧ |cake| ∧∧ ||
|| l二二( ´)っ二二二二二二(д^ )l ||
( ノ と )
〜 | | |
し`U U U
- 97 名前:17 投稿日:04/12/21 20:12:08 ID:pIFQQ1xV
-
_________
|| / lL {))) )))\ ||
||__ / |/__ ( o o )\ __||
|| / |c∧∧| ∧∧\ ||
|| l二二二二二 ( ´0)二二二(д゚ )二l. ||
( つ と )
〜 | | 〜
し`U U U
/|
/ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄
| あのね、実h\人_人_人_人/
< >
< うわあ >
< >
/Y´`Y´`Y´`Y\
- 98 名前:16 投稿日:04/12/21 20:12:42 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| なんてすごいケーキだい!ぼくの好みのやつだね |
| どこで手に入れたんだい? |
\_______ ________/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\| | ぼく・・・えーっと、その
| <チェザーソの店>です
\___ _______
|/
∧_∧ ∧∧ ∧∧
( *・) o (´ヘ`#) (゚Д゚;)
( ○ つ凵 (∽_ ) と )
| | | │ | │ 〜
(_(__) UU し`U
。
o
○
/ ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
( 自分に呪いがかかっていると話そうとするたびに、
( 何かしら邪魔が入るんだから
( モラルまで魔女に操られているのかしら?
ヽ_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
- 99 名前:15 投稿日:04/12/21 20:13:03 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| わざわざ買いにいくだけのことはあるみたいだね。
| <チェザーソの店>はキングズベリーのどこのケーキ屋よりも美味しいと評判けど
| 僕はまだ行ったこともないんだ
\________ _________________________
|/
∧_∧ ∧∧ ∧∧
( ・∀・) o (−` ) (゚Д゚ )
( |X| つ凵 ( ) ( )
| | | │ | │ 〜
(_(__) UU し`U
- 100 名前:14 投稿日:04/12/21 20:13:38 ID:pIFQQ1xV
-
_________
|| / lL {))) )))\ ||
||__ / |/__ ( o o )\ __||
|| / |c∧∧| ∧∧\ ||
|| l二二二二二 (´−`)二二二(゚д゚ )二l ||
( ∞_ ) と つ
| | | |〜
U U し U
/|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| モラルさん、今日何かあったんですか?
\__________________
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(・д・ ) < ああ。王様の前で僕の悪口をいえる奴を、誰か見つけなきゃならない
( |X| ) | ドクシファー、二人で用心してないと王室づき魔法使いに任命されちまいそうだ
Y 人 \_________________________おい、ドクシファー?
(_,)J
- 101 名前:13 投稿日:04/12/21 20:14:08 ID:pIFQQ1xV
- ├┬┴┬┼─┴─┴─┴─┴─┼┬┴┬┤
├┴┬┴┤::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├┴┬┴┤
├┬┴┬┤::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├┬┴┬┤
├┴┬┴┤::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├┴┬┴┤
├┬┴┬┤::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├┬┴┬┤
├┴┬┴┤::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├┴┬┴┤
├┬┴┬┤:::::::::::::::::::::ノ人:::::::::::::::::::├┬┴┬┤
├┴┬┴┤::::::::::::::::::: 'A`_,::::::::::::::::::├┴┬┴┤
└─┴─┘ └─┴─┘
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ) < なあ、ドクシファーったら!
( ○ つ | 起きろよ!!!
()()_) \___________
∧
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| あっちへ行けよ。おいらはくたびれてるんだ
\__________________
- 102 名前:12 投稿日:04/12/21 20:14:40 ID:pIFQQ1xV
- ├┬┴┬┼─┴─┴─┴─┴─┼┬┴┬┤
├┴┬┴┤::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├┴┬┴┤
├┬┴┬┤::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├┬┴┬┤
├┴┬┴┤::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├┴┬┴┤
├┬┴┬┤::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├┬┴┬┤
├┴┬┴┤::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├┴┬┴┤
├┬┴┬┤:::::::::::::::::::::ノ人:::::::::::::::::::├┬┴┬┤
├┴┬┴┤::::::::::::::::::: 'A`_,::::::::::::::::::├┴┬┴┤
└─┴─┘ └─┴─┘
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ) < どうしちゃったんだろう
( ○ つ | こんなドクシファーは見たことないよ
()()_) \________________
∧∧
( ´) カカシのせいだと思う
| つ
〜' |
U U
- 103 名前:11 投稿日:04/12/21 20:15:03 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| カカシのせいで城の回転速度を上げた?
| ねえ、ソフィー、どれだけいじめたの。
| この悪魔にそこまでやらせるなんてさ!
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| いじめてないわよ
| カカシにギョッとしたもんで、ドクシファーが同情してくれただけ
\_____________ _______________
\/
∧∧
∧∧ ( ´д) ∧ ∧
(,,゚Д) _____| つ___ (д・ #)
||/ | / o {))) o )))) \と ヽ ||
||___/ 凵 凵 ))} o \ __)||
|| / 凵 \ .||
|| l二二二二二二二二二二二二二二l. ||
- 104 名前:10 投稿日:04/12/21 20:15:25 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| カカシにぎょっとしたんで、ドクシファーが同情した?
| いいかい、ソフィー
| ドクシファーは誰にも同情なんかしないんだ。
\__
| 今日の夕食は生のタマネギで良しとしてもらうしかないね
\______/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\____ ___
| ケーキもあります | \|
\__ _____/
|/
∧∧
∧∧ (#`−) ∧ ∧
(;゚Д) _____| |___ (д- #)
||/ | / o {))) o )))) \と ヽ ||
||___/ 凵 凵 ))} o \ __)||
|| / 凵 \ .||
|| l二二二二二二二二二二二二二二l. ||
- 105 名前:9 投稿日:04/12/21 20:15:46 ID:pIFQQ1xV
-
食べ物のおかげで、モラルの機嫌もだいぶよくなりました
ソフィーが酢漬けにしたタマネギはいい味だし、ケーキだって豪勢なものです
でも食事中も、薪が一向に燃え上がらないことがずっと気がかりな様子でした
食べながらギコエルは勇気を奮い起こし、王様のお召しとはなんだったのか訪ねました
∧∧
∧∧ ( ´〜) ∧ ∧
(;゚Д) _____| |___ (〜・ )
||/ | / o {)) o ))) \と ヽ ||
||___/ 凵 凵 )} o \ __)||
|| / 凵 \ ||
|| l二二二二二二二二二二二二二二l ||
- 106 名前:8 投稿日:04/12/21 20:16:24 ID:pIFQQ1xV
-
まだ何もはっきりしてないけど、王弟のジャスティン殿下のことを持ちだされてね
いやな感じがするよ。
はっきりしてるのは、ジャスティン殿下が失踪される前に、お二人がかなりやりあったことだけさ
王様は弟ぎみの捜索に僕が志願すると期待してようだ
なのに僕ときたら阿呆みたいに、魔法使いサリマンは死んだとは思いません
なんて言ったもんだから、事態はますます悪くなった
r────‐ 、
| ∧_∧ |
| ( ). |
r─v__( へ つ‐‐、
| | ヽ(_) | |
_______ | | (_) | | ________
/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::\ \
/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ \
/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ \
___/ /_____________\ \____
__| |_______________ | |____
_/ /_______________\ \___
/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ \
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ \
/__________ ∧_∧__________.\ \____
___________( )__________| |____
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::( ○ つ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ \
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ \
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(__)_)::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ \
- 107 名前:7 投稿日:04/12/21 20:16:50 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 捜索の仕事に乗り気でないのはなぜさ?
| 見つけられないと思ってるからなの?
\_____________ _______
|/
∧∧
∧∧ ( ´д) ∧ ∧
(;゚〜) _____| つ__ (Д・ )
||/ | / o {)) o ))) \と ヽ ||
||___/ 凵 凵 )} o \ __)||
|| / 凵 \ ||
|| l二二二二二二二二二二二二二二l ||
/|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| あんたって、いじめ屋の上に無礼なんだなあ
| 知りたきゃ教えてあげますがね
| 僕には殿下を見つけられるとわかってるから、やりたくないんだ
\____________________________
- 108 名前:6 投稿日:04/12/21 20:17:13 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ジャスティン殿下はサリマンと仲が良くってね
| 喧嘩の原因も殿下がサリマンを探しに行きたいと言い出したせいなんだ
| 殿下は、そもそもサリマンに荒地に行かせるべきではなかったと考えていたし。
| あんただって知ってるだろう、荒地には評判の悪い女性がいることぐらい。
\____________________ __________
\|
∧∧
∧∧ ( ´д) ∧ ∧
(;゚Д) _____| |____ (〜- )
||/ | / o {)) o ))) \と ヽ ||
||___/ 凵 凵 \ __)||
|| / \ ||
|| l二二二二二二二二二二二二二二l ||
/|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 僕も去年、生きたまま天ぷらにしてやると脅された。
| その上僕に呪いをかけようとしてるみたいだけど、これまでのところ免れてる
| なにせ偽名を教えるだけの頭があったからね
\________________________________
- 109 名前:5 投稿日:04/12/21 20:17:44 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| つまり荒れ1の魔女と付き合ってたけど、ふったって言うのかい? |
\____________ _____________/
\/
∧∧
∧∧ ( ゚д゚) ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(;゚Д) _____| |____ (∀- ) < そうは言って欲しくないな
||/ | / o {)) o ))) \と ヽ || \___________
||___/ 凵 凵 \ __)||
|| / \ ||
|| l二二二二二二二二二二二二二二l ||
- 110 名前:4 投稿日:04/12/21 20:18:16 ID:pIFQQ1xV
-
しばらくの間はあの人に好意を抱いていたのは認めるね。
ある意味では愛に恵まれない、気の毒な女性だからね
インガリーの国中の男性がひどく怖がっていることではあるし ───
γ⌒c(@)
(. ( _)`)
, , , ,ノ
(ノ ヽ)
,ノ /ハ\ヽ
⌒^⌒^⌒⌒
- 111 名前:3 投稿日:04/12/21 20:18:44 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ソフィー、あんたなら魔女の気持ちがわかるだろう?
\____________________ ___
\|
∧∧
∧∧ (#`д) ∧ ∧
( ゚Д) _____l つ___ (∀・ )
||/ | / o {)) o ))) \と ヽ ||
||___/ 凵 凵 \ __)||
|| / \ ||
|| l二二二二二二二二二二二二二二l ||
/l l\
\人_人/ | | \
< 失礼s / ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/Y´`Y´ | あの!それじゃあ空中の城をどこかへ移した方がいいと思いますか?
| そのために城を開発したんですよね?
\___________________________
- 112 名前:2 投稿日:04/12/21 20:19:11 ID:pIFQQ1xV
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| すべてはドクシファーしだいだよ
| もし、国王とあの魔女の両方に追われているとすると、
| 千マイルも離れた険しい岩山あたりに、ぜひとも空中の城を動かしたいもんだ
\____________ ___________________
\/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| でも、あんたのレティー・ハッシィーとやらはどうなるのさ!
| もしあんたが空中の城を遠くへ移したら?
\______________ _________
|/
∧∧
∧∧ (`д´)
(!il゚Д) ___と つ___
||/ | / o {)) o ))) \ ||
||___/ 凵 凵 \ ||
|| / \. ||
|| l二二二二二二二二二二二二二二l ||
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(〜- ) < まぁ その頃には片がついてるだろうしね
(|X| )O | でも、国王の追及をかわす方法が思いつければなあ
ヽ /、 \______________\人_人_人_人_
(_ノ _j < そうか!
/Y´`Y´`Y´`Y´
- 115 名前:1 投稿日:04/12/21 20:20:06 ID:pIFQQ1xV
-
∧∧
∧∧ エ エ ェ(;゚д゚)ェ エ エ
(;゚д) ___と つ___
||/ | / o {)) o ))) \ ||
||___/ 凵 凵 \ ||
|| / ∧_∧
|| l二二二二二二二二二二二二(・ )
⊂ ○ つ
( ( (
(__)_)
あんたが王様に悪口を言えばいいんだ!
歳とった僕の母親のふりして。 そしてお気に入りの息子のために一席ぶってくるのさ
ドクシファーをこき使えるほどだ。
王様を丸め込むなんて、きっと容易いことだろう
13章 ギコエルの恋人 【完】