大変敏感になる傾向があります。
珍しい形状の漢字を見つけると、いつか何かに使えるかもと、つい(´д`)Editのテンプレに
追加してしまうのですが、今日はその中から日頃の通常の文章ではまず使わない、
でも、AAに使うとそれなりに効果がある(ありそうだ)という文字をいくつか紹介したいと思います。
*囂
-音読み:キョウ、ゴウ
-訓読み:かまびす(しい)、かしがま(しい)
日常では使ったとしても、おそらく「喧々囂々(けんけんごうごう)」ぐらいなのでは?
AAでは枠飾りや機械系のボタンに使えそうです。
*噐
-音読み:キ
-訓読み:うつわ
「器」の異体字です。
AAでは枠飾りやキーボードのボタンに使うとそれっぽく見えます。
*嵒
-音読み:ゲン、ガン
-訓読み:いわ
「岩」の異体字です。
AAではキーボードのボタンや、拡大AAの目のハイライトにも使えそうです。
*扣
-音読み:ク、コウ
-訓読み:たた(く)、ひか(える)
「釦」の異体字なのですが、なぜか「扣」は「ぼたん」とは読まないらしいです。
線形と小さめの四角の組み合わせなので、工夫次第で様々な所で使えそうです。
*网
-音読み:モウ、ボウ
-訓読み:あみ
「網」の異体字です。
自分はこれを見て、公園の遊具(ブランコ系)を連想しました。
*鹵
-音読み:ル、ロ
-訓読み:しお、しおち、たて
鹵獲(ろかく)や鹵莽(ろもう)という熟語も一応あるのですが、
両方とも日常で使うことはまずないため、この漢字自体も使うことは稀だと思われます。
けれどAAではモナー系AAが使うスプレー容器の表現として定番です。
*韭
-音読み:ク、キュウ
-訓読み:にら
「韮」の異体字です。
AAでは背景AAで、そのまま横に並べて柵などに使われています。
*畄
-音読み:ル、リュウ
-訓読み:と(める)、とど(まる)
「留」の異体字です。
AAではよく、ラッピングしてあるプレゼントの箱としてモナー系AAが手にしています。
*从
-音読み:シュ、ジュ、ジュウ、ショウ
-訓読み:したが(う)
「從(従)」の異体字で、人につきしたがう様子を表す象形文字です。
だから人が並んでいるわけです。
AAではモナー系AAが驚いたときの漫符表現として定番中の定番です。
また、人型系の小型AAでの髪の毛表現にも大変よく使われています。
*爻
-音読み:ギョウ、コウ
-訓読み:まじ(わる)
占いの一種である易の卦を表す基本記号のことです。
AAでは生い茂った木の葉や、靴紐、服の飾りとして使われることが多いです。
*鬥
-音読み:ツ、トウ
-訓読み:たたか(う)
「斗」の異体字、「鬪」の簡体字です。
AAでは背景AAで、建物の入り口などに使われています。
*襾
-音読み:エ、ア
-訓読み:け
上から蓋をかぶせた様子を表す象形文字です。
AAでは背景AAで、ガードレールの縦棒部分の蓋などに使われています。
蓋を表す文字が、AAでまさに蓋として使われているわけです。
さて、最後の「襾」で、蓋を表す文字がAAでまさに蓋として使われていると書きましたが、
遥か昔に物の見た目から文字が作られ、そして現代ではその文字が、
今度はまた物として使われるという面白い逆転現象がAAでは起こっています。
そして、この事象にもっと早くから注目していた象形字典編者さんという方がいらっしゃいます。
この方のサイトのその項目へ参考としてリンクを貼っておきますので、
興味のある方はこちらもぜひ読んでみてください。
本来の象形との一致について (象形字典編者の覚え書き(目次))
このサイトはAAに関してものすごく大量の考察をされており、他の項目もAAを描く人なら
興味深い物ばかりな上、読み物としてもかなり面白いのでお勧めです。