記事一覧

モチベーションUPの具体策

以前このブログで、モチベーションを上げるにはどうすればいいか、というエントリを書きましたが、
数日前にはてなブックマークの人気記事一覧で、ちょっと役立ちそうなブログを見つけたので、
今回はその紹介と、「それをAA制作に当てはめた場合どうなるか?」ということを考えてみたました。

なお、ここで言うAA制作というのは原則的に長編AAを作ることを想定しています。

続き



-「やる気」を上げる方法の良記事色々まとめ
http://phpspot.org/blog/archives/2009/09/post_386.html

ここでは五本の記事が紹介されていますが、この中から、プレジデントロイター
三つの記事を取り上げていこうと思います。
他の二本の記事は、興味のある人は上記リンクからどうぞ。
(ただし、日経ビジネスオンラインの記事を読むにはアカウントの登録が必要です。)


*◆ 【1】「脳とやる気」1秒で勉強意欲に火がつく法

>>
やる気はメンタリティに大きく左右されるということ。
気分が沈めばやる気は出ないし、反対に気が張っていれば、無尽蔵のごとく湧いてくる。
意識的にコントロールできればとは、誰もが考えることだ。
<<

この解決法として、「脳に刺激を与えること」をこの記事では推奨しています。

>>
人間の脳は、思考系が独立して存在しているわけではありません。
赤ん坊が人間らしい高度な思考を獲得していく過程からもわかるとおり、二足歩行ができるようになり、
手足を自由に操れるようになり、口を使い言葉を話せるようになってはじめて、高度な思考力も発達していきます。
日常生活も同じで、運動系を十分に動かしておくことが、思考やモチベーションの活性化に有効なのです」
<<

具体的には、仕事の前に脳の運動系を刺激する習慣を付けることを勧められています。
その例が以下の三つです。

-ウオーキング
-部屋の片付け
-挨拶+ひと言、音読

また、やる気を引き出すヒントとして、以下の三つが上げられています。

-他人をほめて、周囲から変えていく
-「できない自分」も見せるようにする
-環境を変えたり、新しいことを始める


*◆ 【2】「脳とやる気」1秒で勉強意欲に火がつく法

>>
やる気の源泉は「感性、創造力、表現力」と指摘。
感性が刺激されれば創造力や表現力も増し、それが前向きで、
さらなる成果を求める気持ちに繋がっていくという。
<<

感性を刺激する具体策として、この記事では「色のマジック」というプログラムを紹介しています。

>>
赤、黄、青の三原色を使い、100色の色づくりから始めて、野菜や果物といったモチーフを見て、
触って、においを嗅いで描いていく。
最初は戸惑いを覚えますが、たった3色から様々な色をつくり出すことに楽しみを覚え、
様々なモチーフを描くようになります
<<

創造の世界に感性が重要というのはある意味当たり前のことですが、
逆に当たり前すぎて忘れがちになってしまうことがあるような気がします。

>>
大人がダメなのは、固定観念に縛られているから。
真面目なことは結構ですが、過ぎれば逆効果です。
違う視点や柔軟な思考を持たないと、壁にぶつかったとき、乗り越えることができません。
そのためにも感性を磨き、自分を信じて、自分なりの感覚や方法で物事に取りかかる。
そのほうが結果は伴い、やる気も湧いてくるのではないでしょうか
<<


*◆ やる気が出る「脳」のだまし方

>>
脳は飽きっぽくできています。「三日坊主」に悩む人が多いのも当然です。
解決策は「脳をだます」ことでしょう。
<<

人間の脳には「淡蒼球(たんそうきゅう)」という部位があり、ここが「やる気」や「気合」などの
モチベーションに関わる感情をつかさどっているそうです。
人は淡蒼球自体を自分の意思で動かすことはできませんが、この記事で紹介されている
以下の「4つのスイッチ」を使えば淡蒼球を起動させることが可能なのだそうです。

-1.Body(身体)
>>
身体は脳の支配下にあると思われがちですが、本当は逆で、カラダが主導権を握っています。
「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しい」、「やる気が出たからやる」のではなく
「やるからやる気が出る」のです。
<<

-2.Experience(経験)
>>
日常生活の体験は「海馬(かいば)」を通じて、貴重な記憶や知恵として脳に貯えられます。
日常生活で初めて経験するような事態では、海馬が淡蒼球などを総動員して事態に対応します。
しかしいつもと同じ経験では、わざわざ海馬が顔を出す必要はありません。
海馬のためにはいつもと違う要素を取り入れるのが効果的なのです。
そのためには「形から入る」「身銭を切る」「人を喜ばせるためにやる」などがおすすめです。
<<

-3.Reward(報酬)
>>
ごほうびの喜びは「テグメンタ」という脳部位を活性化させ、快楽物質であるドパミンを出します。
ドパミンは淡蒼球に直接働きかけるため、ごほうびとやる気とは強い相関があります。
お金や食べ物も報酬になりますが、何よりのごほうびは達成感でしょう。
目標は小さくしつつ、腹八分目でやめるというのがおすすめです。
<<

-4.Ideomotor(イデオモータ)
>>
「念ずれば通ず」はウソではありません。
成功のイメージを具体的に描き、その自分に「なりきる」ことでやる気が引き出されます。
<<



以上が記事紹介とその重要な部分の抜粋です。
さて、ここからがこのブログの本題である、これらをAA制作に当てはめた場合、
具体的には何をどうすればいいのかを考えていきたいと思います。

まず、一番目の記事では、体を動かす=軽い運動をすると脳が活性化されると書かれています。
運動は、例に挙げられたウオーキングや部屋の片付けもいいと思うのですが、
AA描きとしてはPCの前に座ってできる手軽な手と指の運動はどうでしょうか?
(下記の方法はこちらのブログから引用させていただきました。)

-指先を開いてブラブラと振る。
-指先を組み胸の前に手のひらを外側に向け腕をグーット伸ばしそのまま頭の上に思いっきり伸ばす。
-両手の指を強めに握り締め、大きく開く。指と指の間を大きく広げるようにするとよいです。
-手首を内側と外側にそれぞれ直角に曲げる、そしてその状態で左右にねじる。
-指を組み指に力を入れて指どうしに強く刺激を与える。
-爪の部分を持って各指を強めに引っ張る。
-指の付け根の周りをよくもむ。(すべての指)
-指回し(東京大学医学部 栗田先生考案)
1.左右の指先を軽くくっつけて、半球を作る。
2.ほかの指をつけたまま親指を右回しで10回、左回しで10回。
3.同じように人差し指、中指と順次やっていく、手を回しているとき他の指先を話さずに半球を保つ。

次の、やる気を引き出すヒント3つをAAに当てはめてみました。

-他人をほめて、周囲から変えていく
⇒ 積極的に他の人のAAに好意的な感想レスを付ける
-「できない自分」も見せるようにする
⇒ 雑談スレや相談スレで、詰まっている部分や制作上の悩みを素直に打ち明けてみる
-環境を変えたり、新しいことを始める
⇒ 日頃、長編AAを描いているなら小ネタや、思い切って顔文字系のAAを描いてみる

二番目の記事では、感性を磨くことと固定観念に縛られないということが大事だと書かれています。
感性を磨く方法は、記事中で上げられた絵を描く以外にも、読書をする、映画を見る、
音楽を聴く、絵画を鑑賞する、旅行をするなど、様々な方法が考えられます。
これに加え、色々なAA作品を見る、読むというのもAAへのモチベ上げになると思います。

三番目の記事の4つのスイッチをAAに当てはめてみます。

-1.Body(身体)
何も描きたいAAが浮かばない場合、とりあえずなんでもいいからテーマを決めてAAを描いてみる。
「モナーが全力疾走してるところ」とか、身の回りの小物を一つAA化してみるなど。
-2.Experience(経験)
長編板に限らず、モナー、顔文字、AAサロン、やる夫系などを含めて、
今まで見ていなかったAAスレを見てみる。
AA作成依頼スレの依頼をこなしてみる。
-3.Reward(報酬)
完成度の高い一枚AAに挑戦してみる。
AAエディタのテンプレやmltファイルを使いやすく整理、収集してみる。
-4.Ideomotor(イデオモータ)
これから描こうと思っているAAの完成イメージを想像する。



中にはちょっとこじ付けっぽいものもあるとは思いますが、こんな感じでしょうか。
あと、余談ですが最近こんな歯磨き粉が発売になったそうです。

-「クリアクリーン Change(チェンジ)」(医薬部外品)
http://www.kao.com/jp/corp_news/2009/20090702_001.html

この手の、気分をリラックスさせる効果があると言われる歯磨きやガム、
フレグランス等をダメ元で取り入れてみるというのもいいかもしれませんね。

とりあえず、手と指の運動は普通に頭がすっきりするので、
AA制作に限らず、勉強や仕事の前にするのもお勧めです。

コメント一覧

コメント投稿

  • コメントを入力して投稿ボタンを押してください。
投稿フォーム
名前
Eメール
URL
コメント
削除キー