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超初心者に送るAA講座 第二回 『AA描くなら形から!』

その昔、電車男のドラマ版を見ていたAA描きなら、たぶんみんな思ったはずです。
「スレの書き込み欄にAAを直描きするなんてありえねー!」

厳密に言うと、書き込み欄直描きでAAを作れないこともありません。
しかし、AAを描いたままに正しく表示させるためには、実は様々な“制約”があり、
その“制約”を守ることを非常に楽にしてくれるのが「AAエディタ」です。
AAエディタはAAを描く人ならまず間違いなく使っていると言い切れる必須ツールです。

今回は、そのAAエディタをダウンロードしてPCにインストールしてみましょう。
ちなみに、今回のエントリタイトル「AA描くなら形から」の「形」というのは、
モナギコAAの造形のことを指しているのではなく、「何事も形から入る」という意味での「形」です。

続き



現在、ダウンロードして使用可能なAAエディタというのは、ざっと10種類ぐらいあります。
その中でも特に有名で愛用者も多いのは、「(´д`)Edit(コルァエディット)」と
「Ascii Art Editor(通称AAE)」の二つだと思われます。
この手の講座では、ツールは何を選んで使ってもその人の好み……、
という流れになるのが定番ですが、当講座は違います。
AAエディタは「(´д`)Edit」一択でお願いします。

AA板のスレなどでAAエディタについて聞くと、AAEを勧められるケースは今でも意外に多く、
なぜ、当講座ではAAEを選択しないのかという理由を以下で説明しておきます。

-バグがある
AAEには通称「ステルス改行」と呼ばれる有名なバグがあります。
これは、エディタ上では正常に見えるのに、スレにエディタからAAをコピペすると
なぜかAAの中に一行空白が出来てしまうという現象です。
回避する手段は一応あるのですが、一々それに気をつけるのも面倒ですし、
ついその手段を忘れてしまうというのもありがちです。
それなら、最初からそのようなバグの無いエディタを使用するのが賢明でしょう。

-最新版の更新日時が古い
ちなみにAAEの最終更新日時は2002年8月24日です。
別に完成されているソフトであれば、最新版の日付がいくら古くても構わないのですが、
AAEには上記のような明らかなバグがあり、そのバグフィックスすらされていないというのは
やはり問題だと思います。
また、AAの世界も日々、新しい表現が生まれており、それを表現しやすくするサポート機能に
対応できていない=結果、AAの出来や制作スピードに関わってくる、ということになるためです。

-機能が少ない
そのシンプルさがとっつきやすさとなり、AAEは多くの描き手に愛用されてきたとも言えるのですが、
慣れてしまえば機能は少ないよりは多い方が良いに決まっています。
ユーザーは、有る物を使わないという選択は出来ますが、無い物は最初からどうしようもありません。



なんだかAAE悪口大会のようになってしまいましたが、AAE自体は決して悪いエディタではありません。
管理人もなんだかんだで、描き手の間で確実に広まっていく(´д`)Edit派を横目で見ながら、
2006年頃までAAEを愛用していました。
(ちなみに、現在の(´д`)Edit3の前身である無印(´д`)Editは、2002年末にはもう存在していました。)
前述と矛盾しますが、(´д`)Editはどうも機能が多すぎてとっつきにくく慣れなかったため、
AAEでもステルス改行さえ気をつけていれば問題無いと、自分に言い聞かせていた感じです。
でも、やはり(´д`)Editの方が描き手の間では評判が良く、しばらくAAEと並行して使ってみたところ、
徐々にその便利さがわかってきて、今では完全に(´д`)Editに乗り換えてしまいました。

タブ形式でいくつも別のテキストが開けるという一点だけにおいても、(´д`)Editの方が使いやすさでは
圧倒的に優れていると思います。
ただ、今もAAEの開発が続いていてバージョンアップを重ねていたなら、決して(´д`)Editに
引けを取らないソフトだったのではないかと思えるので、それだけは本当に残念です。



すっかり前置きが長くなりましたが、本題である(´д`)Editをダウンロードしてみましょう。

-(´д`)Editさいたま営業所
http://www.kuronowish.com/~edit_/

[FreeSoft]の下にある、「(´д`)Edit」をクリックしてください。
そのすぐ下に「(´д`)EditLite」という低機能(簡易)版というのもあるのですが、
前述の通り「機能は少ないよりは多い方が良い」ということで、あくまでも(´д`)Edit一択です。

(´д`)Edit version3.015(802KB)(2010/02/26現在の最新バージョン)を右クリックして、
「Edit3_015.zip」を任意のフォルダ(デスクトップでもどこでもいいです)に保存してください。

保存したEdit3_015.zipを解凍ソフトで解凍、もしくはzipをそのままダブルクリックして中身をすべて
インストールしたいフォルダにコピーしてください。
一般的にはCドライブのProgram Filesの中に(´д`)Edit用のフォルダを作成して
そこにインストールしている人が多いのではないかと思います。
ちなみに管理人の環境にはDドライブがあるので、そこにFreesoftというフォルダを作り、
その中に更に(´д`)Edit用フォルダを作ってそこにインストールしてあります。

インストールが終了したら、保存したEdit3_015.zipはもう削除してもかまいません。
もちろん、zipも念のために残しておきたいという人はご自由にどうぞ。

インストールしたフォルダ内の「(´д`)Edit.exe」をダブルクリックすると(´д`)Editが起動します。
今後、何度も起動させることになるので、デスクトップや、タスクバー上のクイック起動、
プログラムメニューなどに(´д`)Edit.exeのショートカットを置いておくことをお勧めします。



ここまででインストール作業は終了です。
次回はこの流れで(´д`)Editのカスタマイズの話にしようかとも思ったのですが、
この講座はあくまでも超初心者向けを目指しており、カスタマイズはもっとAAに慣れてからということで、
コピペの仕方にしようと思います。
カスタマイズの話はまたいずれ。



今回のチェックポイント
Edit3_015.zipをダウンロードできましたか?
(´д`)Edit version3.015をインストールできましたか?
(´д`)Edit.exeを起動できましたか?

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